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ジャンヌ・ダルク

脚本:

アンドリュー・バーキン

製作:

1999年

ジャンル:

時間:

157分

備考:

○フランス・オルレアン
ジャンヌ・ダルクの聖地に行ってこの映画を見たのですが、彼女の若い生涯が悲惨であり、映画の展開が感動の連続でした。また、人間の非情さ・残酷さが見事に表現されています。いつまでも心に残っいます。13/JUL
(吉田隆さん:60代、男性)

○はっきりいって暗い映画です。でも、何が良いかというとまず戦争をまったく肯定的に描いていないんですよね。たとえば、多くの戦争映画は戦闘シーンには勇ましい曲が流れ雰囲気を盛り上げますよね。この映画はそれが無い。戦闘シーンにはただ暗い曲が流れます。そこには勇ましさはない。狂気だけ。
イギリス・フランス、登場する国に正義なんてありません。本来、正義として描かれるはずのフランスでさえ、命乞いをする兵士を殺したり、歯を奪うためだけに捕虜を殺そうとしたり、残虐さばかりが強調されます。
ただ、そうした狂気の中で際立つのがジャンヌのカリスマ性。と言うかミラジョボビッチの演技がすごすぎます。撤退する兵士に『Follow Me!!』と叫び鼓舞するシーン、単騎で敵陣に突撃する時の『顔芸w』は鳥肌モノです。気迫がすごすぎ。 演説も戦争映画の良くある鼓舞演説じゃないんです。ジャンヌの必死さが伝わってくるのが良いです。地位であったりとかそうした物に裏づけが無い奴が自信満々に鼓舞したって誰も従いません。実際に田舎農民の娘が男尊女卑社会の中で、兵士たちを鼓舞するにはこうした感じでないとダメなんだろうなと納得できました。そして自分もこんな人にだったら命を預けても良いと思ってしまいました。兵士たちも絶望的な状況でジャンヌと言う光にすがるのです。そうした人間のギリギリな精神状態が描かれていると思う。
信仰心とは何かとかそういったものを考えさせられる映画でした。私はもっと評価されても良い映画だと思う。宗教批判さえしなければ作品賞だったかと…。でも、そこが見所ですが。13/MAY
(ダッシュボードさん:20代、男性)

○偶然か必然かには分からないが、
若い少女が先頭に立って兵を動かし
百年戦争でオルレアンを解放に導いたのは事実。12/NOV
(ルイスさん:20代、女性)

○決してハッピーエンドではありません。ただ史実に近いものと思います。
当時の西洋の宗教観を知らないと良く理解できない部分があると思う。特に火炙りというのは信心深いものに取ってもっとも残虐な刑罰の一つとの事。字も読めない宗教だけがより所の彼女にとってそれは最も絶望的な出来事であった筈。その事を踏まえて後半の人間描写は秀逸です。1度より2度みた時に何とも言えない余韻が残りました。 ミラ・ジョヴォヴィッチ、ダスティン・ホフマンの演技も完璧です。12/APR
(GO2さん:40代、男性)

○とにかく、こんな時代があったの?という驚きの映画でした。一生懸命生きても大変な時代を思えば現代は平和の平成なのだから、なんとしてでも生き抜かねば…と思いました。09/MAY
(レイチャーンズさん:30代、女性)

×前半までは、迫力は、よかったんですけど、後半は、裏切られた感じ。けど、ジャンヌ・ダルクは、どんな想いで、死んでいったんだろう?と思います。11/JUL
(エリザさんさん:20代、女性)

×リュック・ベッソン監督には、裏切られた感じ。迫力あったけど、後半のはこび方はずるいと思う。00/AUG
(大福さん:10代、女性)

×神から啓示を受けた聖女でありながらヒステリックな部分があるというところで神から啓示を受けたと虚言を言う虚言家に見えなくもなかった。単なる女の上司風にも見える、よってあまり好きではない。00/AUG
(ナイヴズさん:10代、男性)

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