お天気だけは最高でした・・・
僕達のナビスコカップ決勝はキックオフ7時間30分前に始まりました。朝の6時30分に明治公園に集合して9時すぎに先発隊2名が入場、僕は12時近くにようやくスタジアムに入ることが出来ました。去年の経験があるので慣れたもんです。今年は天気も良いし楽しいなあなんて思っていたら、ほんとに痛い目にあいました。前半でジャーンが退場して10人になったFC東京を崩せず、まさかのPK負け。さすがのレッズサポーターも試合終了後ぱらぱらと「We are REDS!」コールをするも元気がなくすぐコールが終わってしまい、挨拶に来た選手達に力なく拍手をするのが精一杯でした。ちなみに僕がFC東京戦を見に行ってレッズが勝った試しがありません。(やばい厄病神か?)
ということで試合はかなり残念な結果に終わったのですが、今年は他にも残念なことがありました。一つ目はここ数年問題になっているチケット問題。入場待ちをしている時に、チケットゲッターやヤフーオークションのダフ屋に対する抗議の署名を集めている人達がいて、当然僕達も署名をしましたが、これはレッズファンにも問題があると思う。去年のナビスコ決勝もチケット争奪戦が激しく、僕の知り合いの人でもヤフーオークションに手を出してしまった人が何人かいたけれども、その去年の行為が今年のチケット争奪戦をさらに激しくさせてしまっているのだと思う。
チケットゲッター達に「レッズ戦は人気があるけれども、オークションではちっともさばけない」という認識を植え付けることが大切だと思うのです。どんなに観たい試合でもゲッターから買うぐらいならあきらめなくてはいけないということを、2年連続のチケット争奪戦に参加して初めて気がつきました。
2つ目の残念なことは、レッズサポーターの数人がチケットを持たずに入口を突破するのを見てしまったことです。その人達は大きなフラッグや太鼓を持っていてゴール裏のゲートに入っていったので中心的なサポーターなのだと思いますが、熱いレッズサポーターにも誇りを感じていたので、そんな人達と一緒に応援しているんだと思うととても嫌になりました。
去年オールドトラッフォードに行った時に気付いたのですが、そこの入口は人が一人分しか通れなくて非常に狭く、モギリの人も窓口の奥に座っていて、セキュリティーが厳重に管理されていました。プレミアリーグ開催時では全席指定席になるそうです。恐らく長年フーリガンと戦って来た歴史がこのような措置をとらざるを得なくさせているのだと思いますが、日本もチケット無しで入口を突破するような事件が頻発して、例えば怪我人でもでようもんなら、イングランドみたいにどんどん規制されたスタジアムになってしまうのではないでしょうか?
ヤフーオークションといい、ゲート強硬突破といい非常に刹那的な行動だと思います。良いサッカー文化を育てていく為には、ちょっと我慢することも必要なのです。その我慢が結果的には1年後、10年後のサッカー環境を良くするのだと信じたいです。

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