中田みたいな岡田

こ、怖かったですね、岡田監督。
試合終了後のインタビューで
「・・・今言ったように残念です。もういいですか?」
まだインタビューアーは3回くらいしか質問してない。終わりにしちゃって良いわけないのに、打ち切っちゃった。
ドイツW杯前の不機嫌な中田の姿とダブった。
今にも
「僕の言ったこと聞いてましたかあ??」
って厭味を言い出すんじゃないかとヒヤヒヤ。
ま、それだけ勝ちたかってことなんでしょうけども。

北朝鮮と引き分けた時はあそこまで不機嫌じゃなかった。サッカーの力関係が韓国>北朝鮮なわけだから北朝鮮との引き分けよりはよっぽどマシな試合結果だったはず。それならこのご立腹っぷりは何処から来るのか?
相手が韓国だから?優勝できなかったから?
多分優勝できなかったからだろうね。
ってことは一番悔やむべきは今日の試合じゃなくて北朝鮮戦に引き分けてしまったことなんだろうな。やっぱ格下には確実に勝たないとってことじゃないかね。

ま、過ぎてしまったことはしょうがない。勝たなきゃいけない状況で臨んだ今日の韓国戦。最近は中国との試合に闘志がメラメラ燃えますが、やっぱりライバルと言えば韓国。歴史的にもレベル的にも良きライバル。日本も韓国も1.5軍だけど関係ない。誰が出ていようと日韓戦は熱いもんです。

前半は韓国ペース。韓国は思いきりの良いシュートが目立ってる。基本的にクロスからのボールはダイレクトでシュートする。確実性を高めるよりもとにかく打つことを重視してる感じ。先制点も弾んだ難しいボールをダイレクトで豪快に決めた。対する日本の攻撃は国民性なのか確実に慎重にがモットー。前半終了間際の内田が切り込んだ場面も多少自分の思い通りにコントロール出来てなくても、一つ早いタイミングでシュートを打つべきだったと思うよ。攻撃は可能性が五分五分でもどんどんチャレンジして良いと思う。数回に一回上手くいけば充分。慎重になりすぎてなにも出来ないよりマシ。

ハーフタイムに岡田監督がどんな魔法をかけてるのか分からんけど、岡田ジャパンは必ず後半は前半よりもパフォーマンスが上がる。今日の試合も後半は結構良かった。特に安田を投入してからの時間帯。安田、内田の果敢なチャレンジが良いリズムを作ってた。若い二人は良い意味で恐れを知らない。敵陣深いところの1対1はどんどん仕掛けていって良いと思うよ>加地さん。
若手二人はディフェンスがぬるいところがあるけど、良い部分もいっぱいあるな。

とはいえ、今日のMVPは中澤でしょ。危険なシーンに中澤あり。何度ピンチを救ってくれたことか。ホント代表引退撤回してくれて良かった。少なくとも2010年まではよろしくね。

試合結果は残念ながら山瀬のゴールしか生まれずに1-1で引き分け。東アジア選手権は総得点差で韓国が優勝。

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