イスタンブールを経由してアテネに到着したのは朝の9時30分。
荷物もすぐに出て来て、帰りの便のリコンファームの手続きをしてもまだ10時30分だった。
空港からアテネの街までは地下鉄やバスで1時間弱。
安いのはバスです。一人3.2ユーロ。
ということでバスで街に向かう。バスが着くのは街の中心地であるシンタグマ広場。そこから歩いて10分弱で予約したASTOR HOTELへ。
想像してたよりも、ホテルの入口が汚かったけど、中はキレイ。
まだお昼前だったのでチェックインできないかと思ったけど、部屋に通してもらえた。
フロントマンに
「エフハリスト!(ありがとう)」
って言うと、二人のフロントマンはなにやらごそごそ相談してから
「アリガトー!」
と返してくれた。
多分「日本語でありがとうって何て言うんだっけ?」って相談したんだろうね。
ちょっといい気持ち。
狭いエレベーターでおじちゃんと一緒になった。キプロス島(サイプロスって発音してた)から来たらしい。あとで知ったけどキプロスって南北で国が分断されていて複雑な状況みたい。ギリシャとトルコが奪い合ってる感じ。おじちゃんはギリシャ系の住民なんだろうか。
関空を出てから19時間くらい経っていたので、ちょっと疲れていたけど少し休んで早速アテネの街に出た。
とりあえず国立考古学博物館を目指しながらブラブラ歩く。久しぶりにヨーロッパの雰囲気。国の首都であることを考えると、洗練されているというよりはちょっと田舎な雰囲気を感じる。首都なんだけど田舎っぽいという点では、ポルトガルのリスボンに近いかな?

街にはオレンジの樹がたくさんあります
ギリシャの門松みたいなものかな?
クルーリというパンがよく売られてます
焼き栗もよく売られてます

ホテルから10分くらいで中央市場に到着。市場はその国の台所事情が見えるから楽しいですね。入ると、まずは肉屋ゾーン。皮をはがされた羊やらウサギやらがぶらぶらぶら下がってる。エプロンを血で染めた親父さんが客を呼び込む。
「なんとかかんとかパラカロー!」
パラカローというのはプリーズと同じ意味ですね。よく耳に飛び込んできます。
イタリアでもスペインでもそうだけど、こういうほぼ原型をとどめた動物の肉が売られているのを見ると、やっぱりこの人達は狩猟民族なんだなーって思います。
農耕民族の僕にはちょっと刺激が強め。
市場の中には食事が出来るお店もあって、ビデオで撮影しているとお店のご主人が中を撮影してってよ!というのでちょっとだけ撮影した。てっきりその流れで何か食べて行けって呼び込みされるのかと思ったらあっさりバイバイ。ただ純粋に観光客に撮影させてくれただけみたい。
魚コーナーではタコが売られてた。ポルトガルに旅行した時にタコを食べるのは日本人とポルトガル人だけだ、みたいなことを聞いた気がするんだけど、だいたいどこの国でも食べてますね。なんだったんだろその話は。

中央市場の魚コーナー

市場を出て、パン屋でチーズとかベーコンが入ったでっかいパイを買って食べながらさらに15分くらい歩いて、13時頃に国立考古学博物館に到着!

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