デザート・ドライブ

砂漠2日目。
朝6時に起きて日の出を拝みます。

砂漠に日が昇ります

今日の朝は砂漠を4WDで駆け巡るアクティビティに参加します。
酔ってしまう人が多いらしく朝食前にスタートです。フロントにお願いしていたカートが時間になってもやって来ないので、歩いてフロントへ行きました。既に参加者がいっぱい集まってます。
レンジャー達がやって来て、それぞれ自分のお客さんをピックアップします。僕たちはもう一組の白人のカップルと一緒にツアーすることになりました.
キレイな4WDに乗り込むとまずレンジャーから重要事項の通達。
「吐きそうになったらすぐに言うように。絶対車の中で吐かないで!」
・・・ワオ。やっぱり酔う人もいるんだな。まだ朝食食べてないから大丈夫だろうけど、昨日の晩御飯は食べ過ぎたからな・・・大丈夫かな?
「結構酔う人いるんですか?」
と聞いてみると
「Very often!」
・・しょっちゅうってことでしょう。マジか。みんなやや引きつった笑い。
「Especially asian(特にアジア人は)」
・・まあ、多分冗談なんだろうけど笑えない。こっちは本気で心配してるのに不安を煽ってどうするんだよ。
アルマハを出発するとすぐに砂丘の激しいアップダウン。そんなにスピードはないけど確かに酔っちゃいそうだ。僕の隣に座っていた白人の女性は手すりをがっちり握ってかなり不安そうだ。大丈夫かな?
10分くらい走って激しいアップダウンが一区切りしたところでフェンスを通りました。多分アルマハの敷地を出たんだと思います。
「ウォームアップ終了だよ。これから本番だ。」
と言って車を降りてタイヤの空気を抜きました。空気を少し抜いたほうがスタックしにくいようです。
ここまででも十分激しかったけど、これでウォームアップなんだ・・。みんな一層不安が募ります。レンジャーは冗談なんだろうけど、ここまでの道のりでも再三煽ってきたので、だんだん腹がたってきました。
ゼッテー酔わねーぞ。アジア人のメンツにかけて(笑)。
と気合いを入れたところで、隣の女性がギブアップを申し出ました。
車を降りて木陰で待っているそうです。・・可哀想に。レンジャーが煽り過ぎなんじゃないかと思います。不安そうな女性は「ヘビとかいないわよね?」ってレンジャーに聞くと
「分からないよ。アハハ」
と笑い飛ばしました。いやもうちょっと気を遣おうよ。みんな砂漠に慣れてないんだから何が冗談で何がホントなのか分からないんだっつーの。

空気を抜きます

残念ながら一人離脱してしまったけど、いよいよ砂漠ドライブスタートです。いやここまでも十分砂漠だったけど。
レンジャーが本番だと言っていたゾーンは、ここまでよりも大きな砂丘のゾーンでした。登りと下りがはっきりしている分、今までの道のりよりも酔いにくいです。むしろ気持ちが良い。
キャーキャー言って喜んでいると、心無しかレンジャーは不愉快そうでした。
なんだよもっとビビってくれよみたいな(笑)

砂漠ジェットコースター

20分くらい走って眺めの良いところで車を降りて休憩です。見渡す限りの砂漠。アルマハの周りは比較的木々が多くていわゆる砂漠のイメージと違うんだけど、ここは本当に砂漠って感じ。気持ちいいなー。

ザ・砂漠

砂漠の砂に何かの小さな足跡がありました。レンジャーに聞いてみると「ビートル」の足跡だそうです。ビートルって聞くとカブトムシを想像するけど、甲虫全般のことをビートルって言うらしいですね。まあ要は虫ってことです。なんかちょっとつまんないなって思ってると、レンジャーが遠くを指してラクダがいるよって教えてくれました。
ホントだ砂漠のど真ん中に1頭だけ歩いてる。何してるんだろ。

この写真のど真ん中にラクダがいるんです。

アルマハはプールも付いていてかなり快適なので砂漠感が無かったけど、ようやく砂漠にいるって実感が沸きました。
しばらくゆっくりして、来た道を戻りました。途中で離脱した女性をピックアップ。この白人カップルはカナダのケベック州からきた新婚さんでした。ハネムーンなんだそうです。でも何故か子供が二人いてご両親に預けて新婚旅行に来たとのこと。バツイチかな??
整体師と薬剤師のカップルさんでした。カナダだからオーロラとか見れるのかって聞いたら、もっともっと北のほうじゃないと見れないんだって。
ドバイシティに4泊してからここで3泊してさらにその後モルジブに行くとのこと。結構ゴージャスだなー。
離脱した奥さんもすっかり元気になって楽しく会話してアルマハに戻りました。
僕も奥さんも酔わずにすんでアジア人のメンツは汚さずにすみました(笑)。

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