ドゥブロヴニクからボスニア・ヘルツェゴビナ日帰りツアーその1 ポチテリ編

今日も日帰りツアーで隣国へ行きます。今日の行き先はボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルという街。まずはホテルで朝食。夏場はテラス席で旧市街を眺めながら優雅に食事するようですが、冬は室内です。しかもまだ薄暗い・・・。

部屋のテラスから旧市街が見えます
8時頃にツアーのお迎えが来ました。なんと昨日のモンテネグロツアーと同じブランコが来てくれました。あれ?今日は別の人じゃなかったの?
うん。今日も俺が行くことになった。もう一人ここのホテルでドイツ人が参加するから待ってて。
昨日親しくなったブランコが今日もガイドでよかった。もう一人のドイツ人の方は50代くらいの男性でした。英語はほとんど話せないというかかなり無口な方のようです。かといって愛想が悪いわけではないけど。さあいざ出発!
するとすぐにヒルトンホテルの前でとまりました。もう一人参加とのこと。結局今日も5人乗りで狭い車中となるのか。ガイドはブランコでよかったけど、車はミニバスがよかったな(笑)ヒルトンから参加したのはMさんという日本人女性でした。一人でコトルに何泊かした後、ドゥブロヴニクに滞在していてこの後はスプリットに行くそうな。今度こそ出発。今日は往復で6回も国境を越えるそうです。隣国に行くのに何故6回も?と思ったら、ドゥブロヴニクはクロアチアでも飛び地のような場所になってるので、一旦ボスニア・ヘルツェゴビナに入ってもう一度クロアチアに戻ってからモスタルへ向かうというルートになるのです。団体の観光バスの後ろになると国境が混むから早めに出発した方が良いんだとの事。
30分くらいですぐに国境。全然混んでなくてあっさり通過。国境を越えてすぐのネウムという街でトイレ休憩。ネウムはボスニア・ヘルツェゴビナ唯一の海に面した街です。
ネウムの街
するとブランコが我々夫婦にだけコーヒーを奢ってくれるという。多分昨日チップを渡したからなんでしょう。なんか僕らだけ奢ってもらうのはちょっと他の二人に対して気まずかったけどありがたくいただいちゃいました。君たちは俺に心を開いた初めての日本人だと言ってました。日本人はシャイだからね。英語が不得意ということもあるし、と答えると、それは君たちの文化だから悪いことじゃないと言ってくれました。ブランコはスパイとか戦争とかを経験しているせいか、一言一言が重みがある気がします。そういえばドイツ人の参加者ともドイツ語でガンガンしゃべってる。昨日聞いたスパイの話はどこまで本当か分からないけど、少なくともドイツ語が話せるのは本当ということがわかりました。
コーヒーを奢ってもらいました
コーヒー休憩の後ネウムを出てまたすぐに国境でクロアチアに入ります。クロアチアに入ってから30分くらいでまた国境。国境に入る前にブランコが、ここから一気に街の雰囲気が変わって寂れてくるから見ていて。と言いました。確かに・・・。ずーっとネレトヴァ川(モスタルに続いている川)沿いに走っていて、特に栄えた街を通ってきたわけでもないのに、ガラッと雰囲気が変わって貧しい感じになりました。同じ旧ユーゴスラヴィアでも全然復興具合が違うなあ。国境を越えて20分くらいでポチテリという町というか村に到着。ちょっと観光することになりました。
ポチテリ到着
このポチテリは世界遺産の候補にも入っているそうです。住んでいる人がいるのか?ってくらい誰もいません。夏場は多少観光客目当ての店が出るようだけど何にもない。ブランコが声を潜めて俺は戦争でボスニアに来てムスリムと戦ったんだ・・と言いました。でも今は一緒にコーヒーを飲むことだってある。それが人生だよ。全然僕の人生と違うけどそうなんでしょうね。それも人生なのでしょう。ポチテリは山の斜面にある村で、ちょっと登ったところにモスクがあります。モスクの前に土産物を準備し始めている女性がいました。もう少し時間が経つと冬でも観光客が来るんだろうな。モスクに入っていいか?と聞くと大丈夫とのことなので中をみせてもらいました。
1993年に戦争で壊されて2005年に再建されたそうです。ドームが吹っ飛んだ写真が壁に貼られていました。こんなに小さな村も戦場になったんですね・・・。
モスクを出てさらに上に登ると山の上に要塞跡があったのでそこからネレトヴァ川の穏やかな流れをしばし眺めてリラックス。今日も天気でよかったな。
ポチテリのモスク
30分ほど滞在してモスタルに向けて出発!

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