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本の感想

天の夜曲

2005年8月19日。宮本輝著「天の夜曲」の感想

宮本輝の「天の夜曲」を読み終わった。
宮本輝は大学時代にハマってほとんどの作品を読んだのに、最近は全然読んでなかったから、どんな感想を抱くかちょっと不安だったけど、昔と変わらず感動しました!
最近どんどんおっさん化している自分の、不変な部分を発見すると嬉しいもんです。
宮本輝は人間の心の微妙な動きを表現するのが上手いなと、改めて感じました。
この「天の夜曲」は宮本輝の自伝的小説「流転の海」の第4部にあたるんだけど、当初は第5部で完結するって言ってたのに、今回のあとがきを読んだらあと2つ続くそうな。
しかも文庫本用の解説読んだら、ライフワークにして完結させないかもって言ってました・・・。
第一部を書いてからもう20年も経つそうなので、スターウォーズ並みの一大サーガになりそうですな。

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