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本の感想

半年後にはまた忘れてます

2005年9月13日。宮本輝著「人間の幸福」の感想

妻に借りた宮本輝の「人間の幸福」を読んだ。
宮本輝には珍しく(初か?)殺人推理小説。
以下若干ネタバレなので、これからこの本を読む人は注意してください。
10ページくらい読んで、一度読んだことがある本だと気がついたので、読むのをやめようかと思ったけど、犯人が思い出せなかったから思い出せるところまで読もうと思ったら、最後まで犯人思い出せず、結局読み切っっちゃった・・・。
僕の記憶力のなさに自信がなくなったどころじゃなくて、恐くなった。なんかの病気なんじゃないだろうか。
でも、ちょっと言い訳すると、犯人は物語の終盤で突然出てくる人物なのね。こんなん絶対予想つかないしインパクト薄い。実は過去にこういう事件があって、その時のこの人が犯人です・・みたいなB級映画が使いそうな卑怯ともいえる手口。
そのオチの後味の悪さを置いても、主人公を含めて登場人物が嫌なヤツばっかりで、イマイチ面白くなかったです。
次はいよいよリリー・フランキーの「東京タワー」読みます。今、隣で奥さんがこの本の終盤を読んでるけど・・・号泣してます。
かなーり期待。

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