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友達

バンコクは遠すぎる

どのくらいの仲の良い友達のことを親友というのか分からないけど、漠然と親友と思える友達が7月からバンコクに転勤することになっちゃった。今は徒歩5分のところに住んでるのに、7月からは飛行機で6時間だ。
特に用事がなくても、気軽に会える友達だけに・・・。男友達なので文章にすると気色悪いが、率直に言ってさみしい。
まだあと2ヶ月先のことだからイマイチ実感が湧いてないけど、よーく考えるとつらいぞ、これは。下手したら泣くか??

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映画の感想

U-571

ウチの奥さんがBON JOVIにハマってて、先日も2日連続で東京ドームに行ったようで、最近の我が家ではBON JOVIがヘビーローテーション。今もBGMはBON JOVIなんだけど、さっきJON(BON JOVIのボーカルね。為念)が出演してるU-571という戦争映画を見た。
いやもうネタバレとか遠慮せずに言うけど、もうヒドイの一言。確実に人生の貴重な2時間を無駄にするのでみなさん見ないで下さい。まずお目当てのJONですけどね、まあ客寄せパンダ出演だから途中で戦死するとは思ってたけど、一応主人公の親友という役だから、そこそこの見せ場で2階級特進バリの死を遂げるかと思ってた。ところがどっこい、あっけなくその他大勢と一緒くたに死んじゃうの。ていうかしばらく経ってJONがいないのに気付いて、ああやっぱりさっきの戦闘シーンで死んだのかな?って感じ。
序盤でJONが死んじゃうもんだから、ウチの奥さんもそうそうに戦意喪失。ドイツ人が死のうがアメリカ人がやられようがおかまいなし。その他のキャラも人格形成される前にバッタバッタと死んでく。感情移入もへったくれもなし。でもってそんな状況でも主人公だけはカミカゼに守られてるかの如く助かる。敵の魚雷や爆弾は当たらないけど、こっちの魚雷は百発百中だ。さすがアメリカ様だ。すごすぎる。
・・・あやうくナチスドイツを応援しそうになった。

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本の感想

龍時02-03

龍時02-03(2巻)を読んだ。1巻でどっぷりはまったので、2巻の展開によっては文庫化されてない3巻も買って読むつもりだったけど、残念ながらその必要はなくなった。
1巻ではすがすがしかったサッカーの世界のリアルな描写が、2巻では行き過ぎちゃって、著者の妄想が激しくてついていけなくなった。一生懸命取材したのは分かるけど、野沢氏の取材紀行文みたいな部分がやたら多いのはいただけない。
サッカー理論やちょっとしたこぼれ話もどっかで聞いたことがあるものばかり。もっと物語をしっかり作ってほしかった。ホアキンやデニウソンとチームメイトっていうのはぎりぎり許せるけど、チームメイトっていうんだったら、もっと人柄も描いてほしい。じゃないと主人公との距離が開いちゃって、ちっとも同じチームにいる実感が湧かない。だいたい1巻で一緒だったエミリオやアントニオが全く出てこないのはどいうことだ?あっさり切りすぎだろー。単に自分が作った主人公が大好きなベティスでプレーしたら楽しーなーってことで書いちゃったんじゃないか??
・・・ということで、3巻は文庫化されても読まないかも。残念。

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音楽

BILL WITHERS

今日は仕事が早く終わったので髪を切りに行った。 予約した時間までちょっと時間が出来たので、中野ブロードウェイのレコミンツでCDを物色。BILL WITHERSのグレーテストヒッツを890円で購入。ソウルなんてほとんど聴かないから、このBILL WITHERSっていう人がどんだけ有名だか知らないけど、LEAN ON MEっていう曲に少々思い出があったんで買った。歌詞が良いのよ歌詞が。
Lean on me, when you’re not strong and I’ll be your friend I’ll help you carry on
For it won’t be long till I’m gonna need somebody to lean on

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本の感想

龍時01-02

脚本家の野沢尚氏のサッカー小説「龍時01−02」を読んだ。この小説は続編が3巻まであって、おそらくその先も続くはずだったんけど、野沢氏が2004年に急逝してしまったので、その先はもう出版されることはない。残念ながら。・・・ホントに残念だ。それくらい面白かった。
会社の先輩が貸してくれたから読んだんだけど、正直言って読む前は、サッカー小説ってどうなのよ?って感じで期待してなかった。でも試合中のプレーは丁寧に描写されているし、クラブや選手名も実名で、サッカー協会やクラブの組織、代理人システムの構造なんかもリアルに描かれているし、なによりもストーリーが爽快でめちゃめちゃ面白い。
ただ、登場人物の人物像はあまりきちんと描かれていなくて、1冊読み終わっても、主人公がどんな性格でどんな雰囲気の人なのかイマイチ掴めなかった。このあたりはスターウォーズなんかのハリウッド映画に通じるところがあるなあ。登場人物がどんな気持ちで行動してるかっていうのはあんまり関係なくて、結果的にどういう行動をとったのか、いかにストーリーが大胆に進行していくかに重きを置いてる。これは野沢氏が脚本家ということも関係してるのかな。まあ、振り返ってみるとおそらくこの本を読む人は、主人公と自分を重ねて読むはずだからあんまり主人公を作り込まなくても良いのカモ。とりあえず、僕は完璧に龍時になりきって読んだね。最高だった。最後のクライマックスは展開がミエミエなんだけど、全然OK。
02−03(2巻ね)も既に借りたから、楽しみだ。3巻はまだ文庫になってないみたいだけど、2巻の展開具合によっちゃあハードカバー買っちゃうかもしれない勢いだ。それだけに、つくづく野沢氏が亡くなってしまったことが残念だったので、ちょっと調べてみたら野沢氏の死因は首吊り自殺だった・・・。龍時を読んでかなり元気をもらったのに。龍時にも命を削りながらサッカーしてるという表現があったけど、野沢氏も命を削りながら執筆してたのかな。いやもっと個人的な部分が理由かもしれない。
とにかく残念でしょうがない。ちばあきおの「プレイボール」みたいなもんだ。

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サッカー 海外旅行

名義変更

今日はカズがゴール決めたな−。しかも柏相手に。ワールドカップメンバー発表まであと1ヶ月というところでエンジンがかかってきたようですな、キングカズ。
で、僕のワールドカップチケットは1年以上前に友達Tがとってくれたんだけど、僕の名義じゃなかったので、先週公式サイトで名義変更を申し込んだ。
名義変更は手数料10ユーロ。変更理由は
・家族、または配偶者への譲渡
・傷病
・ドイツへのビザが下りない
・ドイツへの渡航禁止が禁止されている
・不可抗力(戦争、地震、テロ、政治動乱、流行病、天災)
・死亡、または家族の死亡
しか認めていない。
1年以上前に買ったんだから、仕事上の理由とか他にもあるだろって思うけど、文句を言っても始らないから、傷病ということにして申請。
同意欄に「診断書を求められる場合があり、その際はすみやかに送付致します。」という項目があったけど、さすがにそれはありえないだろと思ってクリック。
・・・するとなんとメールが来ました。4月12日までに診断書をフランクフルトに送れと。マジかよ、ベッケンバウワー。生真面目にもほどがあるぞドイツ人。基本的には客商売ってことを忘れてるんじゃないか? テロリストやブラックマーケットを心配するのも大切だけど、悪人が本気になったらこんなもん簡単に突破するんだから、困るのは善人だけだよ。名義変更手数料10ユーロ、診断書をドイツに送付・・・。こっちはサッカーの試合が見たいだけだっつーの。
結局友達Tがヘルニアの診断書を手配してくれるとのこと。奴がドイツ語ペラペラで助かった。今さら試合見れなくなったなんて会社の人に言えないからなあ。

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思ったこと

パない

やっと1週間のりきった。「やっと」と言うのは、またしても風邪をひいちゃったからだ。この10年くらいで2、3回しか風邪をひいてなかったのに、今年の冬は3回もくらった。先週の土曜の花見で長時間外にいたせいか?・・・30歳になったとたん体が弱くなったか?なんて卑下してた。
でも実際のところ、おっさんになってました。
よくテレビの情報番組で若者の間で流行ってる言葉を紹介しますわな。「ありえない」とか「ヤバイ」とか「ビミョー」とか・・・。これまではそういう番組をみても、何をいまさら・・・って思ってたんだけど、おとといの朝の番組では
「パない」
なる言葉をフィーチャーしてました。
・・・おぢさんは全然知りませんでした。
渋谷では90%の人が知ってるそうです。
おぢさんは体力も無くなって、若者言葉からも置いてかれました。いよいよダジャレを覚えて総務の女の子とかにうざがられるしない。
一応書いとくと、「パない」は「ハンパない」のことね。既に「ハンパない」の時点で若者言葉のような気がするんですけど、おぢさんは。

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本の感想

読書感想文

会社の先輩から「たった三日で売れ出すキキダス・マーケティング」という本を借りたので読んだ。
僕の会社は販売促進とかマーケティングとかほとんど関係ないんだけど、お客さんに販促企画提案をすることがあるので、読んでみなさいということです。ハイ。
マーケティングって一般的には何%の人がこのように感じてるので、こういう企画をしましょうって筋道をたてることが多いと思うけど、それじゃーイカン!!と著者は言うわけだ。ざっくりと数字で把握するよりも、ひとりひとりの言葉を丁寧に分析しろと。
確かによくありがちなアンケートシートとかで
・パッケージの印象はどうか?
・値段は?
・量は?
とか漠然と聞かれても大抵は2番の「やや良いと思う」にマルしちゃうもんな。あんなのデータにならない。もっと具体的な言葉をキキダスべきだ!っていうのはうなずける。
うなずけたけど、それが仕事に活かせるかどうかは甚だ疑問だわ。

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本の感想

美女と野球

「東京タワー」でたいそう涙したので、リリー・フランキーの他の著書も読んでみようと思い「美女と野球」というエッセイ集を読んだ。
感動実話の東京タワーとは正反対のシュールで下品なお笑いエッセイというのは予想してたけど、こっちの予想を遥かに上回る下品さだった。ホントに東京タワーを書いた人なのか?って思う部分もあったけど、かなり笑った。
コラムとかエッセイとか読むと、奇を衒ってるのがミエミエで本心じゃないだろー、って思うことがあるけど、リリー氏の場合は本気の変態が伝わってくる。
驚いたのはこのエッセイがクロスビートに連載されてたってことだ。全然音楽と関係ない気がするけど。