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蔡菜食堂

中野の中華料理屋蔡菜食堂について

さっき中野南口のTSUTAYAの側の蔡菜食堂っていう上海料理屋で晩飯を食べた。中国人の夫婦が経営してる家庭的なお店。で、レタスとチャーシューの炒飯と春巻を頼んだら春巻が完売だったので、焼き餃子にスイッチ。
するとおばちゃんが
「焼き餃子よりもチャーシューマンのほうが美味しいよ」
って言うので、揚げ物を食べたかったんだけど、素直にオススメをいただくことに。
しばらく待っているとつけあわせのザーサイが運ばれてきた。申し訳ないことに僕は漬け物とかクレソンみたいなつけあわせってあんまり食べないので手をつけないでいると、おばちゃんが泣き出しそうな顔で
「ザーサイ嫌い?」
なんていうもんだから罪悪感に苛まれて
「あ、いや、普段はあんまり食べないんですけど、いや食べますよ。ハイ」
なんてワケわかんないこと口走ってしまった。
なんかこういうふうに書くと、やたら押し付けがましいオババを想像しちゃうと思うけど、全然そうじゃなくてすごく優しい感じなのね。で、炒飯が運ばれてくると厨房からおやじさんが、
「青ザーサイと炒飯は友達ね。」
って援護射撃してきたから、もう撃たれたフリしてザーサイも食べた。
店内には僕の他に3人客がいたんだけど、なんだかみんな店の夫婦と仲が良いの。「お母さんによろしくねー」とか「次は出張からいつ帰って来るの?」とか。みんな多分常連なんだろうな、って思ってたらなんと僕も
「ウチ来るの2回目でしょ?前は奥さんと来た?」
なんて言われちゃいました。確かに2回目。前は奥さんと来ました。でも半年くらい前っすよ。ホントに覚えてたのか、ヤマ勘で適当にカマしてきたのかわかんないけど、ちょっと嬉しかった。
その後チャーシューマンが運ばれてきた頃には、店の客は俺一人になっておばちゃんとおじちゃんと3人でしゃべりながら食事。何故か注文していない鳥肉とトマトのスープが出てきたんだけど、これがまた絶品。スゲー旨い。中華料理っていうよりヨーロッパな味だ。あんまり旨いもんだから、おやじさんをベタ誉めして、これは炒飯かチャーシュマンのおまけなの?って聞いてみた。すると
「スープなしじゃ可哀想だから、サービスで作ったんだよ」
なんて言ってくれるじゃないですか。・・泣くかと思った。そんなに気に入ってくれたんなら、次来た時もサービスするから声かけてくれって言ってくれた。メニューにないスープだそうな。
帰り際には「奥さんによろしくー!」って声かけてくた・・・。あああ、なんかこの想いがうまく書けない!!とにかくその夫婦のアットホームな雰囲気とおもてなしに感動しました!

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