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映画の感想

かもめ食堂

2006年10月9日。映画かもめ食堂の感想

毎年この時期になると年末年始の旅行の行き先を考える。今年の候補地はヘルシンキがノミネートされてる。
なんでヘルシンキかというとまず大前提としてヨーロッパというのがあって、冬のヨーロッパは寒いからできるだけ南のヨーロッパにするか極端に寒いところに行くかのどっちかだと。
それで去年はローマに行ったんだけど、今年は逆にスゲー寒いとこも良いかなってことで北欧の中でまだ行ったことがないヘルシンキが良いかなというぐらいのもんで、特別何が見たいとか、何をしたいとかっていう目的はない。だからどうにも決め手に欠けてる状態だ。せっかく高いお金を払って貴重な休みに行くんだからもうちょっと理由付けが欲しい。
ということでもう少しヘルシンキへのモチベーションを高める意味も込めて、オールヘルシンキロケで撮影された「かもめ食堂」を見た。かもめ食堂が面白ければヘルシンキに決定しようと。
この映画は小林聡美扮する主人公サチエがヘルシンキで営んでいるかもめ食堂を舞台にして、ほのぼのとしたちょっとしたドラマが展開されるというのがあらすじ。最初は全然お客さんが来なかったかもめ食堂がだんだんヘルシンキの人に受け入れられていくっていう大筋があるけど、その他には特にはっきりとした起承転結があるわけじゃない。イッタラとかマリメッコの北欧ならではの可愛らしいデザインに囲まれた、日本人3人(小林聡美、もたいまさこ、片桐はいり)の敬語でのやりとりが落ち着いた感じでいいわあ。
マーケットの風景とか港の雰囲気とかもすんごく良くて、こりゃー年末旅行はヘルシンキ当確って思ったけど、問題はかもめ食堂の中のヘルシンキは夏ってこと。確かに夏の北欧は最高だけど冬はどうかねえ。
ちなみに第二候補地はフィレンツェ(一応ヨーロッパの南ってことで)。「冷静と情熱の間」でも見てから最終決定しようかなあ。

「かもめ食堂」への2件の返信

同じ荻上直子監督のめがねも良かったです。
忙しい毎日を送りつつも、ノンビリすることが大好きな管理人さんには
うってつけの映画だと思います。
この映画のキーワードが黄昏るってのもとても心が温まるよ。
疲れた時にでも観てください。

オーケー。
チェックしてみる。
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