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映画の感想

フラガール

2006年10月21日。映画フラガールの感想。

水曜どうでしょうの藤村Dもブログで絶賛してたし、CHANNELCINEMA.COMでもみんさんから投稿していただいたコメントがあまりにも熱かったので、どうしても観たくなって行ってきましたフラガール。いわゆる泣けて笑える映画なんだけど、その泣けかたがハンパじゃない。もう目に涙が浮かぶとかじゃなくて嗚咽する一歩手前まで泣いた。
映画の中盤以降は泣きっぱなし。登場人物達の夢への情熱とか思いやりとか夢をあきらめざるを得ない無念さとか色んなことで泣ける。フラダンスの生徒達のダンス技術の向上に比例して、松雪泰子が演じるまどか先生が人間的に成長していく姿にも感動。100年以上続いたという炭坑の伝統を諦めて全く新しいことを始めることはさぞかし勇気と努力が必要だったことだろう。この映画ではフラダンスを踊る女性達が主役ではあるけれども、植物係の光夫に代表されるような裏方さんたちの努力も相当だったはず。これが実話だって言うんだからなおさら感動。
この映画を観てあらためて思ったのは、微妙な言い回しもきちんと理解出来るし人物の心の動きが分かるという点で、ハリウッド映画よりも日本映画のほうが深く感動出来るなあってこと。パンフレットには「日本映画を超えてもはやアメリカ映画のレベル」というようなことが書いてあったけど、僕の意見は全く正反対で、アメリカ映画では得られない感動を持ったすばらしい日本映画だと感じた。激しくオススメ!

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