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本の感想

クジラは潮を吹いていた。

2006年10月29日。佐藤卓著「クジラは潮を吹いていた。」の感想。

グラフィックデザイナーの佐藤卓著「クジラは潮を吹いていた。」を読んだ。
佐藤卓が手がけたデザインを一つずつ解説している本。
有名どこではロッテのクールミントガムとか大正製薬のゼナ。その他プロダクトデザイン、グラフィックデザインだけでなく商品企画にまで及ぶ佐藤卓の仕事ぶりはデザイナーという肩書きを超えてる。
一つ一つのデザインもそんなとこまで考えてるのかというくらい深い意味が込められていて、ただなんとなくこの色にしましたとか、この大きさにしてみましたなんてデザインは一つも無い。
もちろんそんなデザイナーの意図は一般消費者には気付かれずに終わることが多いんだろうけど、そういう隙がないデザインは受け手側も無意識のうちに良いものだと認めているんだと思う。
また、デザインの意図は後付けの時もあったり、制作意図が受け手に正しく伝わらないことが多いということも佐藤卓は充分理解していて、理解した上でそれでもなおしっかりしたコンセプト作りを大切にする姿勢がよく伝わってくる。
そんな堅苦しいことを考えなくても、デザインの裏側に込められた意味にちょっと触れるだけでも楽しい。
ところでみなさん、クールミントガムの右から2番目のペンギンが手を挙げてるって知ってました?

「クジラは潮を吹いていた。」への3件の返信

こんにちわ。
いきなりごめんなさい。
実は、エディタっていうブログを登録して
自分の好きなジャンルのメディアをつくることができるツールがあって
僕は「映画」についてのメディアを作ろうと思うのですが、
ぜひ登録させていただけないでしょうか。
http://www.edita.jp/shimizu/
このサイトです。
まだ、ぜんぜんできてません。。。
もしOKでしたら、shimizu@aainc.co.jp
までご連絡していただけるとうれしいです。
よろしくお願いします!!
いきなりすみませんでした。

清水さん。コメントありがとうございます。後ほどゆっくりサイトを見させてもらってからご連絡しますね。
あやさん。
訪問ありがとうございます。今後とも是非是非よろしくお願いします。あやさんは佐藤卓さんのデザインネタがきっかけでこのブログに来てくれたのですか?実は滅多にデザインの日記は書かないけどよろしくです。

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