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本の感想

足し算と引き算だけでわかる会計入門

足し算と引き算だけでわかる会計入門の感想

足し算と引き算だけでわかる会計入門っていう本を読んだ。ひらたく言えばサルでもわかるってやつだ。
足し算と引き算だけってあたりが、読者をバカにしてるけどね、買っちゃいました。ぱらぱらめくるとマンガみたいな挿絵がバンバン入っててとっても読者に優しそう。それでいて日本経済新聞出版社発行ってことで、単に簡単ってだけでもなさそうなのがイイ。
構成は公認会計士の「山田先生」(筆者)が新米営業サラリーマン「マナブくん」に会計のイロハのイを分かりやすく説明していく流れ。
最初の方はホントにあたり前のことばっかり書いてあって、「マナブくん」もトンチンカンな発言ばかりで、こいつバカだねえーって見下してたんだけどね。中盤で貸借対照表が出てきたあたりから「マナブくん」がだんだん成長の跡を見せ始める。
山田先生の質問にも的確に答えるようになって、やや焦る。やべえ、「マナブくん」に追いつかれそうだ。
やや真剣に読み出すも、もはや「マナブくん」の成長に追いつけない。終盤の時価会計だとか税効果会計のあたりになると「マナブくん」はついに鋭い質問を山田先生にあびせるようになった。
山田先生の教室に僕と「マナブくん」の二人が入学して、最初はダメ学生だった「マナブくん」が首席で卒業されました。
おめでとうございます。なんのこっちゃ。

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