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ヒロトとマーシー

ザ・クロマニヨンズ大人買い

先日アマゾンでザ・クロマニヨンズを大人買いしました。NEWアルバム「CAVE PARTY」シングル「ギリギリガガンガン」「紙飛行機」の3点セットを全て初回限定版のDVD付きで購入。アルバムの発売日に届いたんだけどずーっと聴けてなかった。初回版に付いて居るDVDは必見。企画コーナーはまあ面白いねってくらいのもんだけど、どのDVDにもライブ影像やレコーディング風景が入っていてこれが良いのよすごく。紙飛行機に入ってる2006年9月20日の下北沢シェルターのライブは僕も観に行ったライブだったので感慨深かった。
初回限定版というのが一体何枚発売されてるのか知らないけど、これからこのアルバムやシングルを買おうと思ってる人には絶対初回限定版がオススメ。通常版よりちょっと高いけど。
肝心の曲ですが、相変わらず意味不明な歌詞が多いもののキャッチーなメロディーが心地良いですね。ワハハ(シングル紙飛行機より)、うめえなもう(CAVE PARTYより)はCMで使われてるので初めて聞いたときから思わず口ずさんじゃう。
一番気に入ったのは「夢の島バラード」。歌詞はそんなにぐっとこないが、ヒロトの声や歌いっぷりで何故か泣ける。
今回のアルバムCAVE PARTY 07-08TOURはなんと中野サンプラザ公演があるので是非とも行きたい。家から徒歩で行けるライブなんてはじめてなもんで。ゼロセンなもんで。

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本の感想

ハンニバル(下)

ハンニバル(下)読了。
読み終わってホントにびっくり。なにがびっくりってラストが映画とじぇんじぇん違うのね。こんなに違っちゃっていいのか?ってくらい。よく原作者からクレーム入らなかったな。
小説と映画がこんだけ違うとなると羊たちの沈黙とかレッド・ドラゴンも小説と映画は別のストーリーになってるんだろうか?ハンニバル・ライジングは比較的同じ流れだったけど。
ハンニバルは率直に言って映画の終わり方の方が好きだけど、殺戮シーンのエグさは小説の方が上。
ハンニバル・レクター博士の人物像も丁寧に描かれていて、いかにして博士が怪物になっていったかという「ハンニバル・ライジング」の骨子とも言うべき過去も明らかにされる。
妹ミーシャの悲しい過去に悩まされるレクター博士は少し人間味を感じさせる。とはいえやっぱりレクター博士は人間離れした存在なわけで。
なかでもレクター博士の「記憶の宮殿」は実に素晴らしい。つーか羨ましい。僕も欲しい。

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本の感想

ハンニバル(上)

ハンニバル(上)読了。まだ上巻だから読了はおかしいか。
映画は見たことあったけど、会社の貸し出し文庫に置いてあったので読んでみました。ハンニバル・レクターシリーズ3作目。前2作ではレクター博士は脇役にすぎなかったけど、予想外(?)に人気者になったので、満を持して堂々の主役として登場。そのタイトルもずばり「ハンニバル」ときた。
ところがハンニバルさんなかなか出てこない。クラリス・スターリングばっかり。でようやく半分過ぎたあたりでハンニバル・レクター登場。ところが最初は世を忍ぶ仮の姿フェル博士として登場する。フェル博士は知識も教養も兼ね備えたとっても紳士なお人。怪物とか殺人鬼とは対局にある高貴な雰囲気を持っていて、学者さん達相手に講演すれば拍手喝采が起こっちゃうくらい。
この知的なところがレクター博士の人気の所以なわけだ。ルパン3世が愉快な人柄で愛されるようにレクター博士はその紳士っぷりで人々を魅了する。
もちろんその紳士的なふるまいは、ハンニバルの凶暴な一面を際立たせるための演出でもあるわけで。上巻の残り数十ページでの変貌ぶりが凄まじい。パッツィ(ハンニバルを追う刑事)に正体を見破られると紳士(フェル博士)から一瞬にして悪魔(ハンニバル)に変身。その殺戮シーンは読んでて気持ち悪くなります。
映画より全然凄いです。でも映画ももう一度観たくなりました。下巻楽しみ。