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本の感想

経理部に配属されたらこの本を!

ながらくブログを更新してなかったけど、会社で異動になりました。
営業から経理に異動です。ま、希望だったわけだけども特に資格を持っていたわけでもないし、勉強をしていたわけでもないから、今のところいっぱい本を読んで必死に勉強中です。
ということで4月に読んだ経理・会計の入門編の本をとりまとめ。自分の備忘録として。

最初に読んだのがこの「会社の「経理」がよく分かる本」
会社のみんなが読み終わった本を寄付する本棚に置いてあったので、さらーっと読んでみた。もちろん理解不能なところもあったけど、おおよそ分かりやすく書いてある。経理部の人向けというよりも、ビジネスマン全般に向けた社会人としての最低限の知識を書いてある感じ。
ちょっと困ったのが、かなり古い本だったてこと。1997年の3刷の本だから僕が入社する前の本だ。当然会社法とか金融商品取引法なんて言葉は出てこない。
この本を読んだ時はまだ「仕訳」という単語を知らなくて、勘定式の計算が全く理解できずちょっと困った・・(ま、今もまだよく分かってないけど)

で、仕訳とは何ぞやってところから始めなきゃいかん!って思い知った僕が次に読んだ本がこれ。
「簿記と経理の基本がわかる」という本。よくよく見ると凄いタイトルですね。なんでしょこの違和感。タイトルが動詞で終わってるのが凄いんだな。映画でいうと「タイタンズを忘れない」って感じか。「基本がわかる本」よりも「基本がわかる」って言われた方が説得力あります。で、僕がさらに惹かれたのがサブタイトル「仕訳の実例満載!」。
勘定科目がたくさん出てきて、実際の仕訳例が載ってるのが理解しやすいです。今このブログを書く為に見返してますが、最初に読んだ時にはあまり理解できなかったことが今ならすんなり理解できそうです。実例が多いので、仕事にちょっと慣れてきたら読むと良いのかもしれません。

簿記の基本的な仕組みが分かった後で、読んだのがこれ。
「会計のことが面白いほどわかる本(会計基準の理解編)」この本のシリーズで(会計の基本の基本編)という本があるんだけど、さらっと立ち読みしたところそれは今まで勉強した範囲内のことが書いてありそうだったので、応用編に飛び級。
先生と生徒の対話形式で分かりやすかったです。ただしそれがしっかり頭に入るかどうかはもちろん勉強する本人次第です。この本を読み始めたあたりから、単に読むだけじゃ頭に入らん!ってことでノートにまとめ始めた。
この本は近年の会計制度改革で新たに導入されたことについての解説が肝。
つまり
・キャッシュフロー計算書
・連結財務諸表
・税効果会計
・時価会計と減損会計
・退職給付会計
の骨格を説明してます。今まで読んだ本より1ランク上な感じでちょっと理解につまづき始めたので3回くらい読んだ。ま、何回も何回も読んで、実務で実際に処理して自分のものにしていきたいっす。

これは経理部の2年目の後輩に借りた本。後輩が1年前に経理部に配属されたての時に部長に渡されて読んだ本らしい。ちょうど今の僕の立場と同じ時に読んだってことだから、レベル的にもちょうど良さそうってことで借りて読んだ。入社以来決算開示の手伝いで怒濤の忙しさで目の前の作業の処理に追われてたけど、この本で経理の仕事の1年のパターンとか提出書類の意味を俯瞰して考えられたのが良かった。
とりあえず今のところ読んだ本は以上。
本当はこんなブログなんか書いてないで勉強しなきゃいかんのだけど・・・