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友達 音楽

GIANT PANDA JAPAN TOUR

小学校時代の友人「K」がLAでGIANT PANDAっていうHIP HOPグループやってます。そのGIANT PANDAが日本ツアー中で、昨晩大阪でライブがあったので仕事後に駆けつけた。
ライブ会場はITOI(EYE TO EYEね。イトイではない)というクラブ。クラブ・・。一体何年ぶりだ。社会人になってからは初めてか?23時頃心斎橋の現地到着。若干緊張気味で入口へ。日本に来てから「K」と連絡が取れていなかったので、とりあえずおそるおそる受付で
「GIANT PANDAのゲストリストに入ってると思うんですけど」
と告げると、やや間があって
「ああ、ありますよ」
ほっと一安心。
「彼は中にいますか?」
「いや今いないと思いますよ。メシかなんかじゃないですか」
一旦外に出て途方に暮れる。
Kの連絡先は日本に住んでた頃のケータイ番号しか知らんし・・。ダメ元で東京のE治に連絡したら、日本滞在中のKのケータイ教えてくれた。
早速電話・・・全然出ない。かなり長い呼び出しの後、寝ぼけた声で
「・・もし、もし・・」
なんと彼、寝てました。ライブ3時間前に。まあ連日夜中のライブが続いてるからね、ちょっとでも時間があったら寝るんだろうな。
ちょっと時間をつぶしてKを待った。0時頃K到着。久しぶりすぎる再会。僕の結婚式以来かもしれない6年ぶり??
白髪も増えて、LAに行ってから慢性鼻炎を患ったというKは随分と鼻声だったけど、それ以外は何もかわらない。京都に引っ越してきて初めて会う友人がLA在住の友達とはなんともインターナショナル。
大阪だというのに、Kは友達がいっぱいでLAの友達やら大学時代の友人やら友人の友人やらで人気者。ステージに立ってるだけあって社交的だから友達も多いんだな。
なもんであんまり昔話に花を咲かせる余裕もなかったけど、束の間の会話が楽しかった。
肝心のライブは2時30分頃スタート。これがまた友人であることを差し引いて客観的に見てもかなりイケてる。HIP HOPのライブを見るのは初めてだったけど、かなりアゲアゲなHIP HOP。ジャケのイメージから、もっとメロウな感じかと思ったけど、JUMP!JUMP!って煽ったりSing alongしたりで、ちょっとハードコアのライブに通じるものもある。KはDJ兼MCで基本的にはDJブースにいるんだけど、そこでもかなりノリノリに動く。フロントマンだけが動くんじゃなくて、DJも一緒にダンスして3人の一体感があってひじょーにイイね。
あまりの爆音でラップがよく聞きとれなかったけど、ノリは体感できた。
最新アルバムのELECTRIC LASERを家に帰って聞いてみたら、ライブとはまた随分違う雰囲気で。確かにライブでやった曲と同じ曲なんだけど、CDで聞くと随分落ち着いていてオサレな雰囲気。ライブは勢い、CDは聴かせる、なかなか良いんじゃないでしょーか。Kの日本語ラップも相当イイと思う。
日本で有名なHIP HOPっていうと誰?
ドラゴン・アッシュ?THA BLUE HERB?ケツメイシ?ユーザロック?
あんま詳しくないけどちっとも負けてないと思うよ。いやーブレイクしてほしいね。本人は売れ線は狙わねえとか言ってたけど、売れないより売れたほうがいいっしょ。
ということでみなさんGIANT PANDA要チェキラ!(古い?)

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映画の感想

寅さんに教えられたこと

数年前から見始めた男はつらいよシリーズ。ようやく44作目まで来ました。

作品の中で寅さんが甥の満男にこう叱るシーンがある。
「汽車に乗らないと死ぬのか?墓参りと汽車に乗るのとどっちが大切だか、大学生のお前が分からないのか!バカヤロウ!」
これは旅館の女将さんの旦那さんが亡くなったことを知って墓参りに行こうとした寅さんに対して、満男が「そろそろ行かないと電車に間に合わない」とこぼした時の寅さんの説教だ。
寅さんは就職も結婚もしない、いわゆる「ヤクザな兄貴」だけども、義理や人情、仁義だけは欠かさない。現代の人が失いつつある大事なことを頑に守っている人。その軸はちっともぶれない。
時間やお金を追い求めて、結局時間やお金にしばられている現代人。その結果大切なものをどんどん失ってく。寅さんはそれじゃダメだってビシっと叱ってくれる。
33歳になった今日、この作品を見られてホントに良かった。僕は聖人君子になりたいわけじゃないけど、人としてもっと大きくなりたい。その目指すべきものは寅さんがたくさん持ってる気がする。是非一度寅さんに叱ってもらいたいもんだ。
「30過ぎたお前がそんなことも分からないのか!バカヤロウ」
って。
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TVの感想

24TWENTY FOUR シーズン4

夜中にシーズン5が放送されてますが、僕はシーズン4をようやく見終わりました。敵がめまぐるしく入れ替わった前作と違って今回は敵が比較的固定されてる。
いつもそうかもしれないけど、今回強く感じたのは
「赤の他人の大勢の命」

「とっても大切な一人の命」
どっちをとるかってこと。
ジャック・バウワーは何千万人の命を救う為に大切な人の命を犠牲にすることをためらわない。テレビで客観的に見てる分には
「なんて冷たい人なんだ」
って思っちゃうけど、大きな視点で見ればジャックが正しいよねえ。
これまでもテロを阻止する為に上司を撃ち殺してもひたすら前に突き進んできたジャックだけど、今回は愛する人が出来たせいかはたまたCTUから離れていたせいか、やや動揺を見せる。
ジャックの口から
「大丈夫じゃない!(字幕では「つらすぎる」)」
ってセリフが飛び出した時はホントに驚いた。
トニーはジャックと違って「大切な一人の命」を優先する人。今回もジャックとトニーの人生の展開の対比が興味深い。
大切な人の命を犠牲にして何百万人の命を救うのは人として正しいのだろうか?ジャックだったら、自分が死ぬことでアメリカが救われるんだったら喜んで自殺すると思う。でもそれはどうなんだろう。
人として生まれたからには、誰かの役に立ちたいし社会にも貢献したい。だけどもそれは、自分の幸せが前提だと思う。
自分の幸せが壊れない範囲で他人や社会に貢献すれば良いんじゃないかなあ。
そこんとこジャックはやり過ぎでしょ。
でもね。最高にカッコいいです。前作のラストシーンの涙と今回の「大丈夫じゃない!」のセリフでより一層好きになりました。
とはいえトニー・アルメイダが一番スキだけど。
そういえばTWENTY FOURイチのトラブルメーカーのキムは今回出演無し。出たら出たで邪魔くさいけど、いないとやっぱり寂しいね。

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思ったこと

BEIJING 2008

北島が金メダルを取ったというので家に帰ってすぐにテレビでチェックしようとしたら、オグ・シオが試合してた。
オグ・シオの存在は知ってたけど試合を見るのは初めてだった。
ソファーに座ってボーっと5分くらい眺めていてふと気になった。
「あれ、どうしてオグ・シオは男子ペアと戦ってるんだろ?」
いやマジでそう思った。よくよく見たら相手の中国選手は女性(推定)だったんだけどね。
でもってもっとビビったのはバドミントン女子ってオグ・シオだけじゃないのね。スエ・マエっていうペアもいるらしい。しかもそっちは世界チャピオンの中国に勝ったっていうじゃないですか。実力はスエ・マエのほうが上なのにこの知名度の差は明らかにビジュアルだわな・・・。例えばオグ・スエとマエ・シオのペアにして実力も見た目も平均化したら知名度や試合結果はどうだったんだろうかって思っちゃう。いやなんかすげえ失礼なこと書いてるな。罪滅ぼしにこれからスエ・マエ応援します。
そーこーしてるうちに北島の決勝が放送されました。
4年に一度の大舞台の決勝で世界新出して優勝しちゃう集中力ってスゲエ。どんなことでも4年の一回のチャンスで自分のベストを発揮しろって言われて実践できる人ってなかなかいないと思うよ。
バドミントンも水泳もみんな頑張ってるなー。
・・・サッカーは?