カテゴリー
TVの感想

24TWENTY FOUR シーズン5

シーズン4を見終わってすぐにシーズン5を借りるつもりだったのにDVDを貸してくれる会社の部長がなんと入院してしまった。
さすがにジャックやトニーみたいに手術して2,3時間で会社に出てくるのは無理だったみたいで(あたり前)、およそ2ヶ月ぶりに復職されてようやく借りることが出来た。
とはいえ出社早々
「いやー助かっちゃいましたよ」
って自分の生死に関わる問題を人ごとのようにさらっと言ってのけたのはかなりハードボイルドだった。スゲエ部長だわ。

シーズン5は瞬発力がシリーズ歴代で最大。最初の30分でかなりの激震が走る。その分中だるみは否めなかったけど・・・。
今回最も興味をひかれたのはジャックの変化。18ヶ月別人として暮らしていたせいかかなり人格が変わった。
今までだったら少数の身近な人を犠牲にして多数の利益を守ってきたけど今回は正反対。そもそも事件を解決する動機からして「アメリカを救うため」ではなく友人の敵討ちに近い。
その後の展開も作戦がぶちこわしになってもデレクを守ったり、ショッピングセンターで子供を助ける心優しいジャックは今までに見たことがない。
あと、犯人との交渉を反古にするのも、どーもジャックっぽくない。ドイツ工作員の件やヘンダーソン(ロボコップのピーター・ウェラー!)との最後の駆け引きも今までのジャックじゃないっしょ。
そのジャックの変化の象徴とも言うべきいつも肩にかけてたあのだっさいカバン。ドラえもんの四次元ポケットみたいに色んな道具が出てくる。
見た目も行動もやや丸くなったジャックだけど、無謀っぷりは変わらない。先のことは深く考えずにとにかく行動あるのみって姿勢が大好きです。
シーズン5を見た人なら分かると思うけどすぐにシーズン6を見たいんだけど、部長のDVDは只今貸し出し中らしい。TSUTAYA行っちゃおうかなあ。

カテゴリー
友達

10年越しのお墓参り

高校、大学時代を一緒に過ごした友人「みっちゃん」が就職した年の9月に亡くなって10年経った。
彼の世田谷の実家には毎年お線香をあげに行ってたけど、お墓はご両親の実家の岡山県にあるので今まで一度も行けていなかった。
今年は京都に引越ちゃったのでお線香あげられないなーって思ってたけど、よく考えたら岡山がけっこう近い。ということで初めてお墓参りに行くことに。
岡山県笠岡市に住んでいるみっちゃんのおじいちゃん、おばあちゃんにコンタクトをとってお伺いすると、みっちゃんのお母さんが迎えてくれた。僕がお墓参りに来るのに合わせてわざわざ東京から来てくれたとのこと。なんか逆に申し訳ない。
おじいちゃんの家はテレビに出てきそうないわゆる「田舎のおじいちゃんの家」広い日本建築で池がある庭付き。岡山のおいしいブドウやらお寿司やらをご馳走になった後お墓に。
家からちょっと山を登ったところにあるお墓はとてもいい見晴らし。一番最初にお線香をあげさせてもらった。みんなが僕の後の順番待ちをしているのは分かっていたけど、かなり長い間みっちゃんに話しかけた。彼が亡くなってから10年も経ってしまい、みっちゃんと過ごした時間よりも長い時間が過ぎてしまったわけだけど、お墓に向かってみっちゃんに話しかけたら涙が出てきた。これ以上話しかけてると号泣しちゃうと思って、奥さんに順番を譲った。
お墓参りって誰の為に、何の為にあるんでしょうね。僕は去年おじいちゃんと妻のお父さんが亡くなるまでお墓参りとはほとんど無縁だった。お墓参りをする人は何を求めてるんだろう。あるいは故人が何かを求めてるんだろうか。それとも単なる習慣?
誤解のないように書いとくけど、お墓参りを否定してるわけでもなんでもないです。ただそこにどんな意味があるのか、いまいちピンときてなかった。
でも10年経って初めて友人のお墓参りをして少し分かった。お墓に向かってみっちゃんに話しかけてると、ちょっとだけみっちゃんに会えた気がしたんだよね。返事はしてくれないけど確かに彼に向かって話が出来た。僕の一方的な思い込みかもしれないけど、確かに話せた。
よく、こっちが聞いていようと聞いていまいと一方的に自分のことしゃべる人がいるでしょ?ああいう人って相手に向かって話せればすっきりして満足するんだと思うんだよね。例えは悪いけどそんな感覚なんじゃないかと思う。みっちゃんに聞こえてるのか聞こえてないのか知らんけど、確かに僕はみっちゃんに話しかけた。今はそれだけで満足です。
みっちゃんのおばあちゃんが、今度は泊まりで来て下さいって誘ってくれた。まあ額面通りに受け取るつもりはないけど、京都に住んでる間はちょいちょい会いにこれたら良いと思う。

みっちゃんのお墓から
カテゴリー
友達

バンコクよりの使者

先日大阪で会ったLA在住の友人Kは、京都に引っ越してきて初めて会う友人でした。で、今週末は2人目の友人BUG-LAWが家を訪ねてきてくれました。彼はタイのバンコク在住。
東京から京都に引っ越して友達がいなくて寂しいと思ってたけど、KやBUG-LAWに比べればまだまだスケール小さいな。引っ越して寂しくなり始めた頃にインターナショナルな二人に会えて良かった。
BUGとは僕の奥さんと3人でイタリアや沖縄に旅行するくらいの仲だから、まーったく気を遣わない。
関空に早朝について9時半頃に太秦の我が家に到着。しばし歓談した後、久々に再会した彼をほったらかして会社のフットサルに行ってしまいました。
フットサル後、先斗町で合流。観光客丸出しで鴨川の川床フレンチレストランへ。意図的なのか手際が悪いのか、料理が出てくるのが異常に遅くてヨーロッパばりのスローフード。3時間くらいかけてディナーを楽しんだ。
日曜はまたまたベタに高台寺、清水寺、洛匠(甘味処)なぞを観光。夜は寺町丸太町の中華料理屋「マダム紅蘭」。これがめちゃくちゃうまい。こんどちゃんと旅行ブログに書きますが、これぞ京都の中国(意味不明)。
先週金曜日にようやく奥さんが本格的に引っ越してきて、土日は友人が来て、今までしばらく寂しい一人暮らしだったのに突然にぎやかな週末になって楽しかった。
それだけにBUGが去った今日はなんか寂しい・・。
奥さんが東京から週末だけ遊びに来てた半年間も、東京に帰っちゃった月曜の夜はつらかったなあ。
今回はBUGは去ったけど、奥さんが残ってくれてるから安心安心。
また誰か来ないかなー。