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本の感想

モーターサイクル・ダイアリーズ

税理士試験の受験が終わって久しぶりに読書でもしてみるかと手に取った本が、
チェ・ゲバラのモーターサイクル・ダイアリーズ。
映画を見たことがあったし、革命家チェ・ゲバラというよりも、青年エルネスト・ゲバラくんの旅行記なので、気楽に読めるかなと。
ところがどっこいGoogle翻訳で訳したのかと思うくらい読みづらい文章で、かなりつっかえつっかえ読みました。モーターサイクルも途中から全く関係なくなってしまいます(笑)。
この南米旅行が革命家チェ・ゲバラの原点だという話もあるけど、あんまりそうは感じなかったな。南米を深く知るきっかけにはなったようだけど、社会を変える決意をしたというよりは、医師になる決意を強くした感じがする。
おそらく革命家になるきっかけは2度目の南米旅行なのでしょう。そして巻末のキューバ革命後のチェ・ゲバラの演説を読むと、ゲバラは革命活動を通じてより革命家としての志を強くしたことがよく分かる。結局このチェ・ゲバラの演説の部分が一番面白かった・・。