カテゴリー
本の感想

しあわせのパン

大好きな大泉洋、原田知世が主演、忌野清志郎が主題歌を歌ってるってことで、「しあわせのパン」は久々に映画館で観たいなと思ってる映画です。
ということで、原作の小説も読んでみました。
北海道月浦のパンカフェ「CAFE mani」に訪れる人々の物語。そして最後の物語はCAFE maniを営む夫婦の物語。
本の帯にある原田知世のコメントでは
「あふれる涙がとまりませんでした」
とのことだけど、涙を流す感動というよりじーんと心暖まる感じ。
随所に出てくる一つのパンを二人で分け合う場面がすごく良い。
食べ物を分け合う。
これが家族の原点なんだなって感じました。
登場人物はみんな傷を抱えてます。だけどもがきながら生きていく。
多分世の中ってそうだと思う。傷を抱えていない人なんていないんじゃないかな。
色々経験して強くなって優しくなって大人になっていく。
大人になるというのはつまらない人間になるってことじゃない。そう思いたいです。
作品の中の言葉を借りると
「かっこわるい自分を知ってる人が大人」
ってことなんですね。

カテゴリー
思ったこと

2012年スタート

8年ぶりに日本で年越ししました。
8年ぶりの紅白歌合戦。
めちゃくちゃ良かったですねえ。
歳をとったせいか演歌も良かったわあ。
特にLADY GAGAと長渕剛は泣きそうになったね。
海外の年越しは陽気な年越しが多いけど、日本は厳かに年を越します。
去年は東日本大震災もあったのでなおさらです。
僕らの年賀状には「おめでとう」の言葉は入れられませんでした。
2012年は良い年になりますように!