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はじめて資産運用をまなぶ本

先日読んだ「はじめての株1年生」に続いて、今度は「はじめて資産運用をまなぶ本」なる本を読んでみました。
資産運用は株だけじゃなかろうと思って読んでみた次第です。
なんとなく資産運用というと「リスク」という言葉が頭に浮かぶけど、そんなことじゃ日本経済はお先真っ暗だぞとこの本は言ってます。
銀行に預金するのだって投資だし、タンス預金だってインフレのリスクがある。株や投資信託、債券への投資をイメージだけで避けてしまうのは単なる食わず嫌いなわけです。
というわけで、色々刺激になりました。
感想や紹介というよりは、自分への備忘録(図書館に返さなきゃいけないから)として、ブログに残しておこうと思います。
その1:分散投資
株式投資だけでなく債券や短期金融市場(定期預金)に分散して投資せよ。
なおかつグローバル投資が重要。外国企業への投資は難易度が高い場合は、外国株式のインデックスファンドを活用せよ。
その2:時間による分散
時間的分散投資も忘れるな。例えば一定額でコンスタントに株を購入していく「ドル・コスト平均法」もリスク低減の効果がある。
その3:レンガ積みの逸話
これは、投資の話とはちょっと離れたところで刺激になったので。
レンガ積みをしていた3人の職人に
「あなたは今、何をしているのか?」
と、同じ質問をすると、
一人目の答えは
「私は今レンガを積んでいます」
二人目の答えは
「私は今レンガを積んで建造物の壁を造っています」
三人目の答えは
「私は今レンガを積んで、大聖堂を建造することに参加しています。将来子供達に立派な聖堂を見せてやることがたのしみです」
であった。
行為自体は同じでも、見通しているものの奥深さ、志の持ち方によって、その行為に対する意義の捉え方、モチベーションがまったく違ってくるというたとえ話。
株の売買は、目先だけ見れば個人の金儲けのためでしかないかもしれないが、大きな視点で考えれば、経済発展への寄与であるということ。
なるほど。これって投資だけじゃなくて日常生活や仕事でも重要な考え方ですね。
・・・とは言え、個人で儲けられないなら嫌ですけどね。

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本の感想

はじめての株1年生

ようやく日経平均が1万円を超えたし、今年は国債が償還されるということもあって、久しぶりに株を買おうかなということで改めて勉強してみようと思い読んでみました。
株式投資は初めてじゃないけど、売買してたのは随分前だし大した知識も無いので基礎から。
この本はタイトル通り、ゼロから指南してくれます。
さすがに配当金とはとか、単元とはみたいな用語解説みたいなところはさらっと流す。
後半もまあ知らないことはほとんど無かったけど、実践出来ているかとなると別問題。
一番実践が難しいのが、損切りですね。
買った株が値下がりした時に、冷静にその時点での価値や将来性を判断しなきゃいけないのは分かるんだけど、プロの投資家じゃないから、ノルマや期限があるわけじゃないので、ついつい塩漬けしてしまう。
そうやって売れなくなった株が結構あります・・・。
この本では例えば20%下がったら損切りするというような自分のルールを作ると良いって書いてあります。
まあそのルールを作るのは簡単だろうけど、守れるかなあ。