アルゴ

脚本:

クリス・テリオ

出演:

製作:

2012年

ジャンル:

時間:

120分

備考:

CHANNELCINEMA.COMオススメ度★★

[ネタバレ注意]
凄いドキドキ感。こんなことが実際にあったなんて!!
こういうリスクがある奇想天外なアイデアは日本では生まれにくいだろうし、こんな発案があったとしても採用されないだろうなって思いました。
そして主人公の使命感も素晴らしい。国の為に自分の命を賭けて仕事するし、組織の判断が間違っていると思ったら自分を信じて突き進む。その主人公をサポートした周りの人物も素晴らしい。
最後は本当に良かったと嬉しくなった。
でも忘れてはいけないのはこれはアメリカが撒いた種だということ。自分たちに利益を持ってこようとして操ることができる酷い指導者をイランの首相に据えて、イランの国民に苦労を強いたことがそもそもの元凶。
最終的に大使館の人質全員が無事に開放されたとのことだが、これは逆に言えばイランは人質を一人も殺さなかったということ。もちろん殺されるリスクはあっただろうし、カナダ大使の勇気も賞賛されるべきものだけど、イランにしてみれば主権を侵害されたと怒るのも尤もだと思う。
この映画はアメリカの映画だけど、そういった公平な感覚を持って作られた素晴らしい映画だと思う。みなさんはどう思いますか?良かったという意見だけでなく批判も含めていろいろなご意見を是非聞いてみたいです。13/SEP
(CHANNELCINEMA:30代、男性)

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