NO FOOTBALL NO LIFE

ちょっと本場の雰囲気?
2002年以降毎年トヨタカップを見に行ってたけど、去年のリバプールVSサンパウロを観戦した時にもう二度とトヨタカップは見に来ないと決めた。
理由は色々あって
1.チケットが高い。去年からクラブワールドカップという大会になって3位決定戦と決勝の2試合が観戦できることになり、一番安いカテゴリー4のチケットでも9000円もする。
2.寒い。12月開催だというのに19時20分キックオフ。ヨーロッパや南米との時差を考慮してるのかもしれないけどとにかく寒い。2試合見たら4時間以上も鼻水たらしてなきゃいけない。風邪ひきます。
3.スタジアムが酷い。横浜国際は「横酷」って言われるくらいに酷い。何が酷いってバカでかいトラックとゆるやかな傾斜のスタンド。はっきり言ってサッカーには不向き。1階席は相当見づらいよ。ヤフオクだと1階席の前の列が高値取引されてるけどそんなとこで何見るのかね。ロナウジーニョダンス?ケミストリーのライブ?
4.これが一番大きな理由なんだけど、試合がつまらない!!レアルマドリードの時は良かったけど、あとはもうずっと面白くなかった。なんでかってヨーロッパと南米のチームの力の差がつきすぎちゃってるからだと思う。だからどうしても南米はがっちり守ったカウンターサッカーになって、それを時差ボケヨーロッパのチームが押し込むんだけど微妙に歯車が噛み合ず点が取れないパターンばっかり。特に去年の超ディフェンシブなサンパウロには失望した。あれはサンパウロを応援してる人にとっては最高だろうけど、どっちを応援するでも無く楽しいレベルの高いサッカーを期待してる日本人には辛すぎる。もちろん出場チームには罪はないけど、ブラジルの誇りをかなぐり捨ててがっちり守る去年のサンパウロを見てトヨタカップはもういいやって決めた。
・・・そんな決心をした気がするんだけども、先週の準決勝のバルセロナの美しいサッカーをテレビで見たら、僕のちっぽけな決心はどっかに吹き飛んだ。それくらいの衝撃だった。今年はレッズのサッカーばっかり見てきて、僕のサッカー定規がJリーグ仕様になってたもんだから、バルセロナのサッカーのスケールのデカさにすっかりやられた。30センチ定規で42.195キロ測るようなもんだ。なんつってもトラップとかインサイドパスの基本プレーの精度の高さには改めて驚かされた。
これはマズい。もしかして僕はとんでもないもんを見逃そうとしてるんじゃないかと焦ったけれども時既に遅し。チケットは当然売り切れ。悩んだあげく、チケット無しでも、とりあえずスタジアムに行くことにした。昼間に草サッカーの試合があったので、15時頃家に帰って着替えてから新横浜へ出発。
途中渋谷の金券ショップを覗くとカテ1ペアが98000円也。
・・・バカかアホかと。即座に退散。とりあえず目標はカテ4を定価でゲットだ。最悪キックオフ後ならカテ3以上でも定価割れがあるかもしれない。でも3決も見たいけど。
スタジアム前でウロウロしてるとチケットを余らしてる人を発見。聞いてみるとカテ3(定価15000円)1枚。やっぱり定価で売りたいとのことなので交渉決裂。しばらく世間話をしてると別の人がカテ2(定価22000円)のチケットを1万円で売ってくれるというので即飛びついた。物色開始からわずか5分であっさり入手出来たし定価の半額以下だったから舞い上がったけど、冷静に考えたら1万円は高いぞ。目標は9000円だったことをすっかり忘れてた。
結局チケットを売ってくれた人は友達が来れなくなった分を売ったらしく、隣の席で一緒に観戦することになった。チケットを半額以下で買い叩いちゃったわけだから、少々気まずかったけどもそこはお互い目をつぶって、サッカー談義しながら観戦。
スタジアムに入ると3決の後半10分くらいで、アルアハリが1点リード。後半は両チームとも果敢に責め合って練習のように綺麗な展開で1点ずつ穫って結局2−1でアルアハリが勝利。かなり内容も濃くて良い試合だった。せっかく2試合見れるチケットなのにスタジアムがガラガラなのは寂しい。かなりレベルが高い試合だし何よりこの3位決定戦の料金もチケット代に含まれてるんだぜーって貧乏性の僕は思っちゃうね。
3位決定戦に予想以上に満足出来たので必然的に決勝への期待も高まって、いよいよキックオフ。前半からエンジン全開のバルセロナ。インテルも去年のサンパウロと違って押し込まれながらも何回か果敢に攻め込む。バルサは今年加入したザンブロッタが何度もオーバーラップして積極的に攻める。ユーベやイタリア代表とはひと味違うプレーだ。やっぱりイタリア人もホントはこういうサッカーが好きなのかな。
ところが後半このザンブロッタがベレッチと交代。前半一番効いてたのに何故!!その上どうにも僕はこのベレッチがあんまり好きじゃない。2年前にバルサが来日したときもどうもベレッチはボールさばきがバルサレベルじゃない気がしたんだよねえ。ザンブロッタの運動量を失ったバルサは徐々にバス回しのスピードが遅くなって無理な個人突破が目立ってくる。むしろインテルのほうがバルサっぽいサッカーをし始めた。だんだん自分がインテルを応援してることに気がついた。そんな流れで残り10分でインテル先制。慌ててバルサが攻め込むけども時間がない。結局そのままタイムアップ。去年にまたしても引き続き1−0で南米勝利。でも救いだったのはインテルはガチガチに守らなかったこと。期待してたバルサの流れるようなプレーはあんまり見られなかったけど、これならひとまず満足出来る。
あいかわらずトヨタカップ決勝は、高くて寒くてスタジアムは見づらくて、試合はつまらんってことを再認識したけども、行かなけりゃ行かないでどうしても我慢出来ずに悶々としちゃうってことも充分身に染みたので、来年は素直にチケット買っておこう。おそらく来年もあんまり楽しめないだろうけど、行かないで後悔するよりはマシかと。僕の中でトヨタカップも酉の市とならんで冬の風物詩に認定されました。

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