太陽の塔。20世紀少年?
久々のレッズの試合観戦。春のグランパス戦以来か。
今シーズンの出だしは好調だったフィンケレッズも最近は負けてばっかり。しかも点が取れてない。
不安もあったけど、とにかく久々にレッズが見られるという期待が大きくてキックオフ3時間も前に万博到着。ちらっと太陽の塔を参拝して17時頃入門。
譲ってもらったチケットがなにやらオンラインチケットというやつでパソコンのプリンターで出力したチケット。このプリントに記載されているバーコードを読み取るらしいんだけど、明らかに出力用紙が小さい。A4出力をA5に出力しちゃったようだ。ほんとにこんな紙切れで入場できるのかってちょっと不安になった。案の定バーコードは読めず、係員が記載されている番号を打ち込んでなんとか通過!
なんか今後はこの方式のチケット詐欺とかトラブルがオークションや掲示板で発生する予感。
バックスタンドの席についてしばらくすると選手達が到着した。選手の中にひときわ目立つ金髪が。誰?長期離脱から復帰した梅崎でした。おお、ぜひ今日見てみたい選手だ。
左端の金髪くんが梅崎です
ということで期待たっぷりで始まった今日の試合だったのに、酷い試合だったなあ。
レッズだけでなくガンバも。
ちっとも走れてない。今日は比較的涼しいはずなのに。疲れがたまってるのかな?
ピッチの22人の中で走ってるはいつも3,4人しかいない感じだ。
ボールにからんでるところだけ試合が動いてる。
多分選手は頑張ってる。というかそう信じたい。
でも全然伝わってこない。
暑いからもう0-0で良いじゃん。って両チームともっそう思ってるんじゃないかって思った。あんなに楽しみにしてたのに30分くらいで眠くなって帰りたくなった。
これはお金をとれるプロの試合なんだろうか?
まあ時折細貝の打点の高いヘディングに驚いたり、高原や原口のドリブルに胸が高鳴ったけど・・。オシムじゃないけどもっと走らんと!
あとレッズは交代も残念だったなー。
まずは山田直輝からポンテへの交代。
これは直輝のケガによる交代だから、まあ普通に残念。
次に高原から闘莉王の交代。
僕はちょっと高原を贔屓目にみてるところはあるけど、今日は高原良かったんじゃないの?特に交代になる前の10分くらいは孤軍奮闘といってもいいくらい頑張ってたと思う。それがDFである闘莉王と交代。がっくり肩を落として引き上げてく高原が悲しかった。でもって闘莉王は前線に貼りついて高いボールを放り込むのかと思いきやMF起用。何故かサイドを駆け上がったり、ボール散らしたり。それなら闘莉王じゃなくて梅崎がいるでしょ!
しかも本調子じゃないせいか、かなり動けない。引退間際のラモスを思い出した。しかもラモスほどテクニシャンじゃないし。
ともあれこれでますますチームが走らなくなった気がする。
さらにだめ押しで、残り10分くらいでようやく梅崎の投入。遅いよ。
闘莉王と投入の順番が逆でしょ。ここから放り込みサッカーならまだ分かる。
でもって交代したのが原口。いやいやいや原口は高原とともにかなり良かったし、一番走れてたよ。走れてないチームで唯一走れてたのに。
でも梅崎は良かったね。ケガの出遅れを取り戻そうとがむしゃらなのが伝わって来た。
逆に言えば他の選手もこのがむしゃらさを思い出せばもっともっとやれるはず。
それでもまあ0-0だと思ってましたよ。まさかロスタイムに失点するとは・・・。
阿部ちゃんの処理ミスを播戸がつついて決勝点。興奮の坩堝と化すホームスタジアム。
アウェイのゲームを観戦して負けるとホームよりも凄く辛いという実感が昔からあったけどその理由が今日分かった。
こっちは悲しいのに大多数の人が喜んでるから辛いんだ。ホームで、特に埼スタで負けた時はほとんどの人と悲しみを分かち合える。でもアウェイだと喜んでる人の方が多いの。これ辛いなあ。今日の席はバックスタンドの緩衝帯のすぐ隣だったから、2m先からむこうは全員総立ちでハイタッチ。ぢぐじょー。
それから1,2分呆然と座っていると、笛が鳴って試合終了。劇的に負けてしまった。
内容的には負けてもしょうがない試合だったけど、なにもこんなに劇的に負けなくてもいいじゃないか・・・。
これまでVゴール負けの試合は見たことがあったけど、ロスタイムのゴールで負けたのは初めてかもしれない。凄い脱力感。
ゴール裏に挨拶に来た選手にブーイングはなく拍手。
傷口に塩を塗り込むようなブーイングはやめようという優しさもあったかもしれないけど、サポーターももはやブーイングする気力は残ってなかったんじゃないかな。
ちなみに僕は拍手する元気すらなく・・・
久々のJリーグはほろ苦かった。

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