南アフリカワールドカップ第一部閉幕

良い意味で予想を裏切りまくった日本代表がついに敗退してしまいました。
PKでの敗退ということで、最後の最後まで劇的だったと思います。
悔しいというよりは、もう1試合見たかったという残念な気持ちが強い。
ホントに楽しませてもらいました。
PKを外した駒野が号泣しているのが辛かった。
みんなが駒野を慰めるのを見て、どんな言葉をかけてあげることが駒野の慰めになるんだろうって考えた。
基本は
「お前のせいじゃないよ」
みたいな感じだと思うけど、優しい言葉であればあるほど、逆に辛いかもしれない。
ありえないけど
「外してるんじゃねえよ!」
みたいな言葉でののしったらどうなるんだろ。闘莉王あたりが冗談めかして言うのはありかもしれない。
「4年後目指して頑張ろうぜ」
みたいな次を見据えた言葉もありか。でもさすがにあの瞬間で4年後を見据えた発言はスーパーポジティブの本田でも出来ないか。
結局、むちゃむちゃ辛いことには変わりないんだから、松井がそうしたように隣で共に涙して悲しみを分かち合うのが一番なんだろうな。
ちなみに闘莉王は駒野の次に蹴る予定だったそうで
「俺が蹴っても外していたよ」
と優しい言葉をかけたそうです。
でも駒野は当分は辛いだろうけど、日本サッカーの重要な歴史の一部になれたとも思う。
ドーハの時の頭を抱えるラモスみたいに。
何年後になるか分からないけど、日本がベスト8に進んだ時に号泣する駒野の姿が思い出されるでしょう。あの悔しさがあったからここに辿り着けたんだと思うでしょう。
ややもすると駒野のおかげみたいな感じになっちゃうかもしれない。
アメリカワールドカップで一番記憶に残っているのは優勝カップを掲げているドゥンガではなく、PKを外してうなだれているバッジョの背中です。
駒野はバッジョみたいに日本サッカーの記憶にしっかり刻まれました。
そのバッジョは言いました。
「PKを決めても誰も覚えてないが、外したらそれは誰もが忘れない。 」
当の本人の駒野ですが、帰国した時の記者会見で
「またPKを蹴る場面があれば迷わず蹴りに行きたい」
と力強く語ってました。
どうやらもうすっかり立ち直ったようです。やっぱりプロのアスリートの精神の強さは凄いね。
これもバッジョの名言ですが、
「PKを外すことのできるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ」
まさに駒野は勇気を持つ者だったんだな。
ここ最近で最も夢がない日本代表と思っていたけど、結果的にはすばらしい一体感を見せてくれました。
大会前にこのブログで、ベスト4まで進んだら岡田ジャパンの今までの過ちはチャラになると偉そうなことを書きました。ベスト4までは進めなかったけど充分満足させてもらいました。日韓W杯を超える興奮でした。
それだけに喪失感も大きい。
日本が出場するようになってからのワールドカップの楽しみ方は日本代表を応援する第一部と、日本代表が敗退してから強豪の試合を楽しむ第二部の二部構成になっていますが、今回は第一部が強烈だったので、第二部がちょっと霞んじゃってる。
次のブラジル大会は、第二部まで日本代表が残ってくれることを期待します。
ありきたりだけど、日本代表ありがとう!

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