今日はROSSIO〜SINTRA〜CABO DA ROCA(ロカ岬)〜CASCAISという観光のゴールデンコースを回りました。SINTRAでは、ムーアの城跡を見学。山の上にある城跡からは大西洋が見えてとても気持ちが良かったです。城跡のふもとまではバスでいって、そこからは徒歩で少し山を登ります。登るといってもそんなに長い距離ではないんだけど、足のももがつりそうになった。ももなんてつったことがないし、脚力にはまだ自信があるので、長旅がよっぽどこたえたのかなとちょっと不安になりました。

ここに地終わり、海始まる

SINTRAの街からバスで約45分。今日の一番の目的地のロカ岬に着きました。大学生の時に大好きだった宮本輝の「ここに地終わり、海始まる」という小説の舞台(物語ではあんまり登場しないけど)でもあるので、感慨深いものがありました。
いわゆるユーラシア大陸最西端です。僕達が岬に着いた時はものすごい強風が吹いていて、風が無いととても暑いのに、風のおかげでホントに寒い。10分もいると体が冷えきるので観光案内所に逃げ込んだりしました。小説のように日本に手紙でも書こうかと思ったけど、実際手紙を出したい友達なんていないもんですね。まあ住所も分からなかったんだけど。当たり前なのですが、地球は丸いので最西端といってもその先にはアメリカがあるわけなんだけど、昔の人はここが世界の果てだと思ったのかななんて考えると、すごい場所に立ってる気がしました。極東から極西に着いたんだ・・・。断崖絶壁の為海には入れなかったけど、海の色はエメラルドグリーンでとても綺麗でした。
宮本輝の影響ではないでしょうが、ロカ岬は日本人がとても多かったです。海外で日本人に会うと何故かちょっと恥ずかしい気分になるのはなんででしょうか?気さくに話しかけてくれる人たちはとても社交的だと思います。あとロカ岬でサッカーの日本代表のユニホームを着た外人に会いました。昨日もROSSIOで見かけたので2人目です。さすがに日本に好意的で笑って話しかけてくれます。02W杯効果かな?
帰りはCASCAISのビーチで少し休んで、漁師さんの水揚げと市場のセリを見せてもらってホテルに帰りました。

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