永観堂のお庭

11月の紅葉シーズンは京都の観光客が一番多い月です。
紅葉が有名なお寺はたくさんあるけど、一番人気はこの永観堂。
「もみじの永観堂」って異名があるくらい有名。
土日はもの凄い人出だと聞いていたので、代休だった今日(水曜日)はまだマシかと思って行ってみました。
・・・いや全然甘かった。最寄りの蹴上駅からすでに混んでる感じ。
お寺のもみじは確かに凄く綺麗で圧倒されるんだけど、もみじ以上に人に圧倒される。
通常期間だと拝観料600円のところ、期間限定の寺宝展開催のため特別拝観料1000円だったわけだけど、寺宝なんて見てられないって。それぐらい人、人、人。
釈迦堂や阿弥陀堂の拝観は自分のペースで止まったり、進んだりできないです。
ほとんどの掛け軸や仏像を人の肩越しからちら見しただけで通り過ぎちゃったけど、竹虎図とみかえり阿弥陀だけはしっかり見た。竹虎図、凄く良かったなあ。虎がめちゃくちゃかっこ良く描かれてます。
あと上の写真の庭も個性的。砂がこんもり盛られているんだけど、あれも枯山水っていうのかな??勅使門から入ってきた勅使はこの盛り砂を踏んで身を清めたようです。仁和寺の勅使門に魅了されて以来、お寺に行くと勅使門が気になってしょうがない・・。
阿弥陀堂まで見たら、あとはもみじの庭園を堪能。確かに凄く綺麗なもみじ。
だけどやっぱり人も多い。
紅葉はもみじの葉そのものの美しさも大事だけど、雰囲気も重要。もう少し静かに落ち着いて楽しみたかったな。平日でこれなら土日はどうなっちゃうんだろ。
唯一ちょっと落ち着けるのが多宝塔。階段を登って多宝塔に着くと京都の街を一望できるし、そこにあったもみじが一番良い色付き具合だったなー(下の写真)。

オレンジと赤のグラデがキレイ
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