興奮のマサイ村から戻って、ランチを食べた後ちょっとゆっくりしたら、またサファリの時間がやって来た。
16時頃トーティリスキャンプを出発。出発して早々にバブーン発見。テントの周りにいたサバンナモンキーよりも凶暴そうな感じ。
湿地帯に体の半分くらい浸かって水草をバリバリ食べるゾウの大群。
アフリカの大地を埋め尽くす勢いのゾウのファミリー。
でも、何回もオスとメスの見分け方をPeterに教えてもらったのについに見分けることは出来なかった。あんだけたくさんのゾウを見たのに。
ちなみにオスとメスはおでこで見分けるらしいですよ。おでこがなだらかなのがオスらしい・・。
そしてさらに夕暮れが迫って来た頃、遠くにキリンが歩いているのが見えた。キリマンジャロとゾウも絵になるけど、夕暮れの地平線を歩くキリンも凄いキレイ。
それにしてもなんでキリンはいつも遠くにいるんだろ。一度も模様がわかるくらいの距離で会えたことがない・・・。
マサイマラでは会えるかな?
急いで車を飛ばすとサファリカーの群れ?が見えてきた。
人気の動物を見つけようと思ったらサファリカーを探すのが一番楽です。ライオンとかチーターとかはだいたい観光客が群がってるから(笑)。
なんか、高知でクジラを探した時と似てるな。クジラを探すときは海鳥の群れを探します。だいたいその下にはクジラが追い込んだサバやらカツオやらが跳ねているので海鳥が集まってくるという図式なのです。
話がそれたけど海鳥ならぬサファリカーの群れに向かって一目散。今まで発見したライオンは道から200mくらい離れた所にいたので、今回も結構離れた所を探していたらなんとビックリ、サファリカーのすぐそばにいるじゃないですか。
パッと見はメスのライオンかと思ったんだけど、まだたてがみがはえ揃っていない若いオスライオンだった。
アンボセリでの最後のサファリでこんなに近距離でライオンを見られて良かったー。そこからの帰り道でもライオン発見。その時は3頭のメスライオンがぐでっと寝ていて、その30m先でシマウマが草を食んでました。シマウマの群れの中の1頭だけが見張り役でライオンをずーっと監視してた。そんなに怯えてるならもっと離れた所で食事すれば良いのに。
ということで2日目の夕方サファリの主役は「ライオン」でした。
それでも最後の締めはやっぱりアフリカゾウ。
偶然だと思うけど、下の写真のゾウはじーっとこっちを見つめてきて、車が発進した時にこちらが手を振って「バイバイ」すると、頭をペコって下げてお辞儀してくれたんだよね。ゾウって一度会った人の顔を忘れないって聞いたことあるけど、ほんとに人のことが分かってるんじゃないか?って一瞬思った。
またいつかアンボセリに来るよ!それまで覚えていてねー。
ていうか僕が君を見分けられないけど・・・。
遠く:ライオン3頭、キリン2頭
近く:若いオスライオン2頭、バブーン、イボイノシシ、カバ
たくさん:アフリカゾウ、シマウマ、ヌー、バッファロー、インパラ、トムソンガゼル