今日はクスコへ向かう日。
朝の6時20分に送迎がホテルに来る予定だったので、朝食は断念しました。
ばっちり準備して、ホテルのロビーに5分前に集合。
5分前集合は日本人の基本!
・・が、南米では基本ではないらしくまだドライバーは来ていませんでした。
20分になってドライバーが来ました。・・・と思ったら別のお客さんのピックアップ。
僕らのドライバーは10分遅れてやってきました。
これなら6時半集合にしてくれても良かったんじゃないかしら。20分という妙に刻んだ集合時間だった割にはアバウトな感じなのね。まあ10分くらい全然かまわないけど。
ホテルを出発してすぐに渋滞に巻き込まれました。
原因は放水車が路肩の芝生に水を撒いていたから。放水車はのんびりのんびり進みます。
人が歩くよりも遅いスピードで。ドライバーの遅刻と渋滞。
まだ時間に余裕はあるはずだけど、ちょっと焦る。昨晩のニュースでクスコの空港でなんらかのトラブルが起こっていたことも気になる。
んー無事にクスコに行けるのかな?ヒューストンでいきなり9時間の飛行機遅延に巻き込まれたトラウマのせいか、初めての南米旅行のせいか、いつもよりナーバスになってた気がします。
何しろマチュピチュに行けなかったら何の為に何十時間もかけて地球の裏側に来たのか分かりません。
多分渋滞に巻き込まれていたのは15分程度だったと思いますが、随分長く感じたなー。
二車線道路に入って放水車を抜くと、僕のイライラを察してくれたのか、ドライバーさんが飛ばすこと飛ばすこと。結局かなり余裕を持って空港に到着しました。
チェックインんもすんなり出来て、どうやらフライトの遅延も発生してないらしい。
良かった!予定通りに飛行機が飛ぶというだけでこんなに嬉しいのも、あのヒューストンの悪夢を経験したからかな?
僕らの飛行機はSTAR PERU社8時20分のフライト。この他にもLAN航空とか他の航空会社で8時20分前後に出発するクスコ行きのフライトがたくさんありました。クスコへ着陸するフライトは有視界飛行だからフライトが午前中に集中するのだとか。
搭乗ゲートでヒューストンで知り合ったO君に再会。O君も無事ナスカ観光出来たとのこと。
お互いナスカはがっかり名所なんてことは決して無く、大感動な遺跡であることを確認しあいました。
クスコへの飛行時間は1時間ちょっとですが、軽食が出ました。
朝ご飯抜きで来たので助かります。
ドリンクはかの有名なコカ茶!コカインの原料ともなるコカの葉のお茶です。高山病対策にも効くと言われてます。ティーバッグを見るとMate de cocaと書いてありました。
あのチェ・ゲバラが愛飲したというマテ茶は、コカ茶のことなのかな?とも思いましたが、どうやら別物のようです。
ペルーやボリビアではハーブティー全般のことをマテと呼ぶらしいです。
だから、ハーブティーの一種のコカ茶という意味なんでしょうね。
それならマテ茶のことはMate de mateと呼ぶのか否かは不明です・・・。

Mate de cocaのティーバッグ

アンデスの山々を見ながら1時間程でクスコの赤い屋根の街並が見えてきました。
飛行機を降りて、大きく呼吸することを意識しながらゆっくりゆっくり歩きます。
・・あれ。気持ち息苦しく感じるのは気のせいだろうか。
なんだか少しフラフラする気もする。
まあ気のせいだろう。あんまり気にしすぎたら本当に高山病になっちゃう。
そう言い聞かせて、ガイドが待っている空港の駐車場へ向かいました・・・。

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