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映画の感想

おいちゃん

2005年10月30日。男はつらいよの感想

こつこつ見てる「男はつらいよ」。ようやく9作目まで見ました。1972年作品だから、まだ僕は生まれていない。9作目にして初めて寅さんがおいちゃんにむかって「それを言っちゃあおしまいよ」って言い放ってました。
今回からおいちゃんが松村達雄になったけど、森川信のほうがダントツ良いわあ。下町のいなせな親父感が違いますね。
しかし男はつらいよのマドンナは残酷だなー。あんだけ寅さんが好き好き光線出してんのに、完全眼中に無いんだもんね。
あなたが好きさーって全身でアピールしてる人に面と向かって
「寅さん、私結婚するわ!本当にありがとう!」ってそりゃーねーだろお。
今回はマドンナが吉永小百合だったので、もういつも以上にしょっぱなから絶望感漂っていて、なんか物語がぎくしゃくしてました。
ということでなんかイマイチだった本作だけど、ひさびさにのぼるが登場して良い味出してたのは印象に残ったな。最後の場面で寅さんと再会して満面の笑みで「ちっとも良いことなくってさあー」って言っちゃうのぼるが好きだわ。

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