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本の感想

気になるのはドコ?

2005年11月10日。「ヨーロッパ人の奇妙なしぐさ」ピーター・コレット著の感想

「ヨーロッパ人の奇妙なしぐさ」ピーター・コレット著を読みました。
一口でヨーロッパといっても、地域によって文化や生活様式が激しく異なっているということを、色々な例を挙げて面白おかしく語った本。
BOOK OFFで100円で買ったんだけど、前の持ち主がページを折っていたり、横線を引いていたりして、どんなところに興味を持っていたかが分かって面白かった。
前のオーナーは「水洗便所」の章に非常に関心を示してらっしゃいましたね。
「トイレそうじに一番お金をかける国はドイツ」というところは二重線を引いて、余白にメモまでしてあった。
海外旅行に行ってトイレでイタイ目にあったんかな。
もうトイレがきれいな外国にしか行かねー!てな具合か??
ちなみに、僕がこの本で一番衝撃だったのは「清潔さ」の章。
フランスではいまだに毎日髪を洗うのは全体の5%。
16世紀頃には水が有害だと思われていた為、よっぽどのことがない限り入浴しなかった。特に子供は身体が弱いので、特別な配慮がされ、ルイ13世は7才になるまで一度も脚を洗わなかった・・・。
だから僕は下記の文章に横線を引いてこの本をBOOK OFFに捧げようと思います。
「アンリ4世の体臭があまりにもひどく、のちの婚約者マリー・ド・メディシスは初めて王にあった時気絶しかかった」

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