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本の感想

マルコ・ダンドロ

2006122日。塩野七生のマルコ・ダンドロ3部作「緋色のヴェネツィア」「銀色のフィレンツェ」「黄金のローマ」の感想。

久々に風邪を召しました。土日一歩も外出てない。
先月親に借りた塩野七生のマルコ・ダンドロ3部作
「緋色のヴェネツィア」
「銀色のフィレンツェ」
「黄金のローマ」
を読み終わった。年末のローマ旅行の前に読み切りたかったんだけど、2册目のフィレンツェまでしか読めなかった。多分頑張れば読めたんだけど、1冊目があんまり面白くなくて、これをあと2冊読むのかー、ってちょっとうんざりしてたら、親が
「どう?面白いでしょ?でもまあ1巻が一番面白いんだけどね。」
なんて余計なこと言うもんだから、さらに萎えてローマ編は旅行後に読んだ。結局僕は、話としては2巻が一番面白くて、実際に旅したということで情景が頭に浮かんでくるという点でローマ編も楽しめた。ローマを旅して、かつ塩野3部作を読み終えて、思うことはやっぱりローマってヨーロッパの中でも特別なんだなってこと。ヨーロッパって石の建物が多いせいか、どこの街に行っても、400年前の宮殿だとか、1000年前の教会だとか昔の建造物がゴロゴロしてるけど、ローマはその「昔」のレベルと量が他の街と全然違う。
基本的に中心地は近代的なビルがほとんどない。ローマっ子が昔と言えばそれは紀元前を指す。
「あのコロッセオは昔に建てられました。サンピエトロ寺院はつい最近できました。」
てな具合です。それでもキリスト教の異教文化弾圧で貴重な芸術作品やら建物はかなり破壊されちゃってるみたい。
あーもっときちんと書きたいけど、頭が朦朧としてきたので終わります。次はダヴィンチ・コードのラングドン教授の初登場作品「天使と悪魔」(ヴァチカンが舞台なので)読みます。ではおやすみなさい。

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