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本の感想

藤巻健史

のっけから言い訳になるけど、何もがっついて金を稼ぎたいからこの本を読んだわけじゃないです。株式投資しててあまりにも自分が経済とか財務、為替なんかの知識がないから、基礎から勉強したいと思って本を探したら、小難しそうな本ばっかりだったのでこの本を選んだ。その名も
「藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門」
もちろん僕は「資産」って呼べるほどの金額を投資してるわけじゃないし、なんか人生で一番大切なものはお金です、って言っているようで嫌だけど経済の仕組みを分かりやすく書いていて読みやすかった。結局デイトレよりも長期的な視野で投資した方が儲かるっていう理論も共感できる。ただ、僕と大きく違うのは筆者はものすごく勉強家でまじめだけど大博打うち。30歳の時親戚と共同で数億の借金をして土地に投資したらしい。どんなに自信があって有力な情報を持っていても数億の借金をする勇気はないな。
だから僕には5年後にお金持ちになるのは無理だ。50年後目指してがんばろう。その時僕は80歳なわけだが。

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思ったこと

フェアリーキャンディ

最近我が家では友達からもらったLUSHのボディシャンプーを使ってる。これがまたすんごく甘ーーい香りのボディシャンプーでその名も
「フェアリーキャンディ」
ド派手なピンク色でかき氷のシロップみたいな香り。どうやらラメ入りのようだけど、まだラメはビンの底に沈殿しているようでお目にかかってない。
とにかく強烈なのはその香りだ。シャワーでどんだけ流しても香りが漂ってくる。
なので最近の僕は甘ったるくておいしそうなにおいが漂ってるんよ。昨日は公園のベンチに座ってたら、アリがたくさん僕の周りに群がってきました。まあウソですが。

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ストップ高初体験!

ホンダ株を買って株式投資を始めてから、ほぼ1年。 今日ついに初めてストップ高を経験した。以前友達のブログを読んで、いつか僕もと思ってたけど、ついにきた!
しかも今週の日経平均続落の地合でのストップ高!いやー最高。銘柄は富士機械製造っていう名証1部の会社で、12月に買ってその後鳴かず飛ばずだったんだけど、18日の決算発表でブレイク。1週間前に上方修正発表した時も大幅に上げたけど、決算発表ではさらに市場予測を上回ってきた。ホント丁寧にスクリーニングして良かった。あとの問題はやっぱり売りのタイミングだなー。ヤフー掲示板では3000円は堅くて、3600円もありえるか?って意見があるけどどうなんだろう?
それにしても前回上げた時も昨日のストップ高も日経新聞に一切掲載されないのは何故?やっぱり名古屋だから?今日なんてワクワクして新聞みたのに・・・。もうちょっと褒めてよお。それに引きかえ日本電産は
「続落しているが、業績は堅調なので問題ない。押し目買いも入ってる」
って記事を何回も見かけた。なんか情報操作か?まあ日本電産も持ってるから勇気づけられてるけど。(僕は完全に操られてるな)

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映画の感想

アメリ

今日の日本代表戦があまりにも塩っ辛かったので、口直しにさわやかな気分を求めて「アメリ」を見た。男の僕が言うのは気持ち悪いけど、おとぎ話のようなかわいい映画だった。
周りの人の人生を楽しく幸せな方向に軌道修正してばかりで、なかなか自分の人生は巧く軌道修正できないアメリが、なんとか自分の恋愛に踏み出すっていうのが基本ストーリー。ただ単にかわいい恋愛映画っていうわけじゃなくて物語のテンポも早くてまったりしない。
登場人物はみんなひとクセもふたクセも持っていて、人間味たっぷり。それは誰でも共感できるような、ささやかな好きなことや嫌いなことを持ってるから、わずか2時間ちょっとの映画なのに強烈な人間味を放ってるんだと思う。たとえば梱包材のプチプチをつぶすのが好きだったり、クレーム・ブリュレの焦げた表面をスプーンで割ることが好きだったり。まあクレーム・プリュレの表面を割る気持ちはよく分かんないけど、誰でも自分だけが楽しいと思えるささやかな幸せを持ってるはず。登場人物のとあるおっちゃんが言った「心の癒し方は人それぞれ」って言葉に凝縮されてる。ちなみに僕は家の中から土砂降りの雷雨を見るのが大好き。なんでかは自分でもわかんないけどやたら気持ちが落ち着く。
久々に良い映画見たなあ。これもジーコジャパンが不甲斐なかったおかげだ。感謝感謝。でもドイツでも不甲斐なかったら許さん。

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思ったこと

Tiger!

こないだWEBを制作している会社のお客さんと話していて、マッキントッシュのIEは超少数派だから、制作したサイトの検証はMAC+IEではしないって話を聞いた。 そういえば、友達がブログで紹介していたロナウジーニョのスーパープレイの動画も見れなかった。
ウイルスの心配がないのはいいけど、あまりにもネット界の蚊帳の外に置かれてる感じがいい加減嫌になったので、今日Tiger買っちゃった!なんか久々のデジタルショッピングだわ。ついでに外付けHDも買った後に、勢いで任天堂DSも買おうと思ったけど、売り切れだったのでそっちは断念。
いやー快適だわあ。Tiger。つーかSafari。グーグルマップっつーの?あの地球の衛星写真が見れるやつ。ようやく今更はまってます。嬉すぃ。

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本の感想

ダ・ヴィンチ・コード最終解読

と学会の皆神龍太郎という人が書いた「ダ・ヴィンチ・コード最終解読」を読んだ。ベストセラーのダ・ヴィンチ・コードがどんだけ嘘っぱちな作品であるかということを書いた本。
僕はダ・ヴィンチコードはストーリーも楽しかったし、事実とされているところについても、もしこういう組織やお話が本当にあったらすごいなあと楽しめた。大抵の読者はそんな感じだと思うけど、この本はそんなダ・ヴィンチコードを片っ端から「嘘」と切り捨てていく。問題はダ・ヴィンチコードがいくつかの組織や歴史をはっきりと「事実」と断定しちゃってるってところだ。だからこのと学会メンバーが大騒ぎしちゃってるわけだ。
で、読んでみると確かにダ・ヴィンチコードは真実じゃない事柄の上に成り立ってるらしい。でも、それが分かったところで、だから何?って感じだな。もともと信じてるわけじゃないし。もしこんなことがあればすごいなあってだけだ。
ちょっと話がそれるけど、そもそも僕はUFOとか幽霊とかの世の中の超常現象を頭ごなしに全否定する人が大嫌い。松尾貴史とか。そりゃ僕だってその辺のたぐいは信じてるとはっきりは言えないけど、奴らの全否定もちょっと科学的じゃないと思う。よーく話を聞いてると、自分が見たり聞いたりして理解できるもの以外は全て「ありえない」で片付けてる。まあ幽霊やUFOが「いる!」って断言するのは相当ヤバイが、冷静に考えれば「現代の科学ではなんとも分かりません」っていうのが妥当だと思う。
このダ・ヴィンチコード最終解説もそういう頭ごなし全否定を感じたのがちょっと嫌だったなあ。しかもミステリーを否定するならとことん具体的にいくべきだと思うんだけど、「かなりの数」とか「こう考えるのが自然じゃないか?」みたいな抽象的な表現が多いのも、説得力を欠いている一因かなあ。
でも面白かったのは、ダ・ヴィンチコードの謎の根幹にもなったある一つの作り話が、どんどん大きく広がっていって、まるで神話のようにになっていく過程。しまいには作り話を考えた張本人の意思では全くコントロールできなくなって、まるで作り話そのものが人格を持っているように、肉付けされていくわけ。作った本人が「嘘でした」って言っても「そんなわけない!」って否定されちゃう。
一度でいいからそんな大嘘ついてみたいねえ。
ちなみに「天使と悪魔」もかなりのとんでも本だということです。

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水曜どうでしょう

水曜どうでしょうDVD第四弾

水曜どうでしょうDVD第四弾「サイコロ3自律神経完全破壊」を見終わった。
鈴井氏&大泉氏の二人はまだまだ若いけど、後半あたりから藤村Dが喋り出して、大泉氏もヘリコプターでゲロを吐いてからはトークが冴え始めた。だけど結局は、何が一番面白かったって特典映像の樋口了一さんとのトークと喧嘩太鼓ポスター撮影風景。腹がよじれるほど笑った。つまりやっぱり最近のトークが一番面白いってことだな。
どうでもいいが、鈴井さんはACミランのカハ・カラーゼに似てると思う。ユーコン川下りの時にミランのジャージ着てたから、本人も意識してるのかな?みなさんどう思いますか?って鈴井さんとカラーゼの両方とも知ってる人、少なそう・・・。

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思ったこと 本の感想

うらないに負けるな

本当は1日と2日はお休みできるはずだったんだけど、28日にクレームが発生したので出勤に。
金曜日に至急事故内容の報告書を出すようにとの指示が下ったので、他の案件の顛末書をひな形にして、報告書を作成開始。
ふと気付くとベースにした顛末書の日付けが去年の4月25日・・・。そう言えば去年もゴールデンウィーク直前にクレームでバタバタしてたなあ。何故か大型連休前にクレームが多い。現場も僕も気が抜けやすいんだろうか?
そんで、今日は事故処理二日目だったわけなんだけども、朝起きてテレビをつけると、今日の占いをやってた。見ちゃいけないと思いつつもチャンネルを変える間もなく1位が発表されて、1位は魚座。奥さんの星座ですわ。とりあえずめでたい。でもなぜか魚座が調子良いと大抵僕の獅子座は凹むことが多く、案の定今日も一番最後に紹介されてしまった。つまりビリね。
しかも
「仕事でトラブル続き。こまめに対応しないととんでもないことに。」
なんて内容。僕がクレーム対応に追われてるの知ってるんじゃないのか?追い撃ちをかけるようにラッキーアイテムは
「たけのこスープ」
・・・無理。今朝の朝食はベーコンとホウレン草が入ってるパンとヨーグルト。昼飯もたけのこスープを飲むチャンスは皆無だ。なんか、金運とか恋愛運とかが悪いっていうなら全然気にならないけど、クレーム対応してる時に「仕事でトラブル続き」っていうのはホント勘弁してほしい
でもね、こまめな対応に気を配って、必死に対応したおかげでなんとか今日は乗り切れましたよ。ハイ。占いのおかげかもな。

まあクレームに追われているとはいえ、電車で移動しているときはジタバタしてもしょうがないので、本を読んでます。ということでクレーム処理中の南北線で池波正太郎の「信長と秀吉と家康」を読み終わった。日本史で一番人気のある3人が生きた時代を分かりやすく書いた本。16世紀というのは世界的に見ても近代に突入する重要な時代らしいんだけど、実は芸術活動も盛んだったみたい。安土・桃山時代=ルネッサンスとも言えるか。ちょっと無理あるか。
でも戦乱の時代が過ぎて全国的な権力を持つ人が現れると、その権力者が贅沢することで芸術や文化が発達するってことは間違いないはず。家康はともかく信長や秀吉は新しいもの、珍しいものを好んで贅沢をしたらしい。イタリアだと権力を持っていたのはメディチ家みたいなお金持ちとかローマ教皇(キリスト教)なわけで、こういう人達の無駄遣いや贅沢が結果的には芸術家を育てたわけだ。ナチスの非人道的人体実験が医学の発展に寄与したようなもんだ。

ところで、この本はかなり分かり易く書かれていて、スラスラ読めたんだけど、解説を読んでびっくりした。 なんと年少の読者向けに書かれた本だそうな。そりゃ読み易いわけだ。おいら30才だもんな。年少が何才をさしているのか知らんけども、僕よりは年下だろうなあ。途中で「五大老」とか「武家諸法度」とか記憶の片隅で眠ってたワードが飛び出してきて、30才のおじさんは童心に帰ることができました。

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思ったこと

蔡菜食堂

さっき中野南口のTSUTAYAの側の蔡菜食堂っていう上海料理屋で晩飯を食べた。中国人の夫婦が経営してる家庭的なお店。で、レタスとチャーシューの炒飯と春巻を頼んだら春巻が完売だったので、焼き餃子にスイッチ。
するとおばちゃんが
「焼き餃子よりもチャーシューマンのほうが美味しいよ」
って言うので、揚げ物を食べたかったんだけど、素直にオススメをいただくことに。
しばらく待っているとつけあわせのザーサイが運ばれてきた。申し訳ないことに僕は漬け物とかクレソンみたいなつけあわせってあんまり食べないので手をつけないでいると、おばちゃんが泣き出しそうな顔で
「ザーサイ嫌い?」
なんていうもんだから罪悪感に苛まれて
「あ、いや、普段はあんまり食べないんですけど、いや食べますよ。ハイ」
なんてワケわかんないこと口走ってしまった。
なんかこういうふうに書くと、やたら押し付けがましいオババを想像しちゃうと思うけど、全然そうじゃなくてすごく優しい感じなのね。で、炒飯が運ばれてくると厨房からおやじさんが、
「青ザーサイと炒飯は友達ね。」
って援護射撃してきたから、もう撃たれたフリしてザーサイも食べた。
店内には僕の他に3人客がいたんだけど、なんだかみんな店の夫婦と仲が良いの。「お母さんによろしくねー」とか「次は出張からいつ帰って来るの?」とか。みんな多分常連なんだろうな、って思ってたらなんと僕も
「ウチ来るの2回目でしょ?前は奥さんと来た?」
なんて言われちゃいました。確かに2回目。前は奥さんと来ました。でも半年くらい前っすよ。ホントに覚えてたのか、ヤマ勘で適当にカマしてきたのかわかんないけど、ちょっと嬉しかった。
その後チャーシューマンが運ばれてきた頃には、店の客は俺一人になっておばちゃんとおじちゃんと3人でしゃべりながら食事。何故か注文していない鳥肉とトマトのスープが出てきたんだけど、これがまた絶品。スゲー旨い。中華料理っていうよりヨーロッパな味だ。あんまり旨いもんだから、おやじさんをベタ誉めして、これは炒飯かチャーシュマンのおまけなの?って聞いてみた。すると
「スープなしじゃ可哀想だから、サービスで作ったんだよ」
なんて言ってくれるじゃないですか。・・泣くかと思った。そんなに気に入ってくれたんなら、次来た時もサービスするから声かけてくれって言ってくれた。メニューにないスープだそうな。
帰り際には「奥さんによろしくー!」って声かけてくた・・・。あああ、なんかこの想いがうまく書けない!!とにかくその夫婦のアットホームな雰囲気とおもてなしに感動しました!