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思ったこと

断固反対

電車の車内広告を見た人も多いと思うけど、WILLCOMのW-ZERO3[es]の広告はかなり挑戦的というか挑発的というか、ぶっちゃけむかつくというか。
宣伝になっちゃうと不本意だけど、このケータイは機能的にはエクセルとかパワーポイントのファイルを扱えて、ブラウザはInternet Explorer MobileやOpera Mobileを装備。パソコンと同じキーボード装備していて、ビジネスマンのみなさんお見逃しなくって商品らしい。
で、上記の商品を売り込む為に考えられたキャッチコピーは
「働。」。
・・・すでに生理的に受けつけないキャッチだけども、まあこれはまだいい。好むと好まざるとにかかわらず俺たちゃ働かなきゃならん。で、その「働。」に続くコピーの要点は
・癒しはブームだ。そんなもんすぐ終わる。
・働かない人が偉い国なんて嫌だ。
・眠るのは死んでからにしろ。ガンガン働け。
1コ目と2コ目はともかく(僕は納得できんけど)、眠るのは死んでからにしろって何?
極めつけにメインの写真は、このesの商品の周りに3、4匹の蟻が群がってる。
この携帯を使って働き蟻のように死ぬまで働けと言われて誰が買うのか??
こういう便利(かもしれない)なツールって仕事を効率的にさっさと終わらせて、余暇の時間を増やしてくれるもんじゃないのか?「このesでちゃっちゃと仕事終わらせて遊ぼう!」ってアプローチしてくれれば共感できるのに。
なんか一時期ほんわか路線だったリゲインの広告も、最近はまた24時間働けますか?みたいな雰囲気になってきてるし、このままだと日本人はバブルの轍を踏むんじゃないか?
もっと便利に、もっと早く、もっと金を、って貪欲になり過ぎると結局貧しくなるぞ。ヒロトじゃないけど、金があったら裕福ってわけじゃないし、金がなけりゃ貧乏ってわけでもないぞ。
だいたい「働。」の「。」ってなんだ。モーニング娘。かよ。ともかく、死ぬまで眠るのを我慢して働くのはおいらは嫌じゃ。だから寝るわ。おやすみなさい。

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