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映画の感想

Kinky Boots

おすぎと友達が大絶賛してたので久々に映画館に足を運んだ。
「キンキーブーツ」
実在する靴メーカー(Divine)をモデルにした映画で、4代続いた紳士靴メーカーの社長が会社の経営危機をきっかけに、ドラッグクイーン向けのセクシーブーツ作りを手がけるお話。
もうとにかく笑いっぱなし。笑って笑って涙が出たと思ったらときどきホロリとさせるシーンがあってちょっと泣けたり。まあ僕の涙腺が緩んでるとも言えるけど、笑えて感動できてホントに良い映画だった。中でも職人達のモノ作りに対する情熱には心を打たれた。作るものが紳士靴からキンキーブーツに替わっても最高の靴を作るという目標がぶれないところがかっこいい。やっぱ職人さん憧れるわ。
久々に映画館行ったけど、やっぱり映画館いいね。映画に集中出来るから。ちなみに前回映画館に行ったのはスターウォーズエピソード3だった。1年以上前だ・・・。

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本の感想

マシンガントーク営業

営業職に就いて9年経つわけだけども、未だに初対面の人とか苦手だし、会話が弾まない相手に出くわすことがある。
得意先の人は様々で、スポーツ系もいれば文化系もいるし、直感型もいれば理論派もいる。どんな人を相手にしても楽しい会話ができる営業でありたいと思うので、今日の天気がどうとか、昨日は阪神勝って良かったですねとか、どうでもいい話しかできなかった時はなんか引っかかる。
そんなことを考えてたら、奥さんも同じようなことを感じてたらしく、家に齋藤考著「質問力ー話し上手はここがちがう」という本があったので読んだ。

本の中で「質問」の種類やレベルを座標軸を使って解説しているコーナーがあって、これがなかなか面白かった。
中でも興味深い「質問」の座標軸は
x軸が「自分が聞きたい質問」「自分は聞きたくない質問」
y軸が「相手が答えたい質問」「相手は答えたくない質問」
の座標軸だ。
相手もたいして話したくないし、自分も聞きたくない質問は「聞いてみただけゾーン」の質問。最も中身のない質問だわな。
よく使われるのはやっぱり
「いい天気ですね」とか「今日は寒いですね」
などの天気ネタだ。僕も業者さんや得意先からこの問いかけをされると「話すネタがないです」って言われてる気がするので、出来るだけ天気ネタは話さないようにしてる。そんでもついつい出ちゃうのよね。
で、営業活動のシーンでよく使用されていて僕が最も嫌いなのが、相手が話したいけど自分は聞きたくない質問。これは「おべっかゾーン」というらしい。つまり野球も阪神もどうでもいいのに、「昨日は阪神勝って良かったですね。もうこれで7連勝ですか?あと中日との直接対決は何試合残ってるんですか?」
・・・いや熱心に聞いてるふりしてるけどホントは全然興味ないんですけど。相手のご機嫌伺う為にこういうトークをしてる自分が一番嫌いだ。
で、どうすればいいかというと、やっぱり相手も話したいし、自分も聞きたい質問をするしかない。これを「ストライクゾーン」とする。
このストライクゾーンな質問をする為にはどうすれば良いかみたいなことがつらつらと書いてあるわけだけども、結論から言えば、そういう充実した質問はその場で浮かんでくるものじゃなくて、万全の準備が必要だということ。相手の興味あることや背景を知ってこそ出来るらしい。
毎日何人ものお客さんと話をするのにいちいち全員の背景まで頭に入れておけないから、聞いてみただけゾーンの質問やおべっかゾーンの質問をしちゃうんだろうな。そう考えるとこれ以上どうしようもない気もしてくるけど、少しずつコツを掴んで一つでも多くストライクゾーンな質問が出来るようになれば良い。って前を向いて今日のところは寝るとします。
明日会社に行ったら忘れてそう。

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思ったこと

そのけはないです。

とある友達が日記でまだまだ夏真っ盛りだなんて、季節感のないこと言ってるけど、世間の常識ある一般人からすればもう既に季節は秋。
ということで、先週から我が家では湯船にお湯をはってます。
んで、色々な入浴剤を使ってるんだけど、一番パンチがあるのはやっぱりLUSHのバスボム。バスボムの中からラメが出てきたり星型の紙吹雪が大量に溢れ出てきたりして、もう大騒ぎ。
そんな強者バスボム達の中でも今日のバスボムは抜きん出てすごかった。
その名も「恋の導火線」。
一体どんなビックリアイテムが飛び出てくるのかと思ったら、恋の占いメッセージが出てきた。書いてあったのは
「カレに思いっきりつくして!!」
・・・僕はどMのホモかよ。

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ヒロトとマーシー

ザ・クロマニヨンズ出現!!

今日は定時ダッシュで下北沢へ。途中、代々木上原のトイレでTシャツ短パンに着替えて19時ちょっと前にSHELTER到着。
今日はヒロトとマーシーの新バンドのザ・クロマニヨンズ出現!!ツアーの初日。ヒロトとマーシーのバンドの初ツアー初日をキャパ200人程度のライブハウスでやるっつーのもどうかと思ってたら、案の定SHELTERの前には「チケット譲ってください」の人だかり。ちょっと罪だよねえ。
先に到着してた友達NとNの友達のSさんTさんと合流して早速地下に潜った。中に入るや否やザ・クロマニヨンズ出現。人だかりでステージがよく見えなかったけど、数メートル先にヒロトがいるんだと思うと、たまらなくなって前のほうに突撃!前から3人目くらいのとこまで行けてヒロトは3m先、マーシーなんか2m先って感じだ。憧れの二人が目の前に!!
今日がファーストシングル発売日なので、ほとんどの曲が初めて聴く曲だったけど、最高に楽しかった。時折聴き取れた歌詞は、「ペロペロなめる」とか「土星人がなんとか」って感じで、歌詞はハイロウズのノリに似てるのかも。
シングル「タリホー」のサビも
「わいタリホー、さめタリホー」って意味が分かんないし。
どうやら「沸いた、冷めた」と関係あるらしい。タリホーっていうのは諸説あるけど、狩りの合図の一種で獲物を発見した時のかけ声らしい。いずれにしろ意味不明。
曲はブルーハーツっぽいかな。
ライブ中のMCで覚えているのは・・・
「ワレワレハ、クロマニヨンズダ」
「世界中で誰も聴いたことない曲をやります」
「アポロチョコのピンクのところと茶色のところを半分に割って別々に食べるか、一気に一口で食べるかは・・・自由だー!!(エンタの神様の犬井 ヒロシ風に)」
「俺は余裕がない。次に歌う曲のことで頭がいっぱいだ」
「ガリガリガリガリー(意味不明)」
「持ち歌あと少ししかないから、その曲やっちゃったらライブ終わっちゃうから・・だらだらしまあーす」
・・・完全自然体の意味不明MCだけど、あのテンションが人を惹きつけるのかも。時代を越える不変の輝きがあるよなあ。いまだに20年前のブルーハーツの曲がCMで流れても全然古くさくないし。自分が好きなように生きて、やりたい放題やってそれが多くの人に認められて受け入れられるっていうのは気持ちいいだろうなあ。ライブ中も最高楽しそうだったし。客も含めてあの瞬間SHELTERの中で一番ライブを楽しんでたのはヒロトなんじゃないか。
ライブ後に物販でTシャツとCDを購入。Tシャツはクロマニヨン原人のコミカルなイラストにザ・クロマニヨンズのでっかいロゴ。
・・・どう考えても普段着られないとんがったデザイン?だけども、僕たちは4人中3人が購入。2500円っていう微妙に安い価格設定とライブ直後の高揚感にやられた。

SHELTERを出てからヒロトが昔バイトしてたというみん亭でディナー。ヒロトに負けず劣らずゲラゲラ笑って解散。
家に帰ってベッドに入ると、爆音被爆後特有の耳鳴りに見舞われた。学生時代はよく味わったなつかしー感覚。やっぱライブっていいなあ。楽しいなあ。

みん亭のヒロトサイン
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音楽

パンクふたたび

土曜はいつものようにレッズの試合を見に行ったんだけど、その前に下北沢のSHELTERまでクロマニヨンズのチケットを引き取りにいった。無事チケットを入手してから友達とSHELTER前のDISK UNIONへ。
久々のDISK UNIONの活気にちょっと戸惑ったけど、とりあえずパンク/ハードコアの棚を覗いてみると、棚上のおすすめピックアップ的なところにはYOUTH OF TODAYやらGORILLA BISCUITSが。俺がハードコアを聴いてた10年前とそんなに変わらないラインナップだ。サッカーで言えばガスコインやバッジョがいまだにワールドカップに出てるようなもんだ。そもそも10年前の当時でもすでにレジェンドだったバンドが今もなお主役なんだな。よっぽど彼らが偉大なのか、それに続くバンドが出てこないのか?10年近くブランクがあるけどもあんまり浦島太郎状態にならなかった。で、友達のオススメを織り交ぜながら4枚購入。なんと4枚で合計1500円ちょっと。世の中はデフレ脱却宣言してるのに、音楽業界はデフレ爆進中だわ。
購入CDは
HAZEN STREET/HAZEN STREET
AGENTS OF MAN/COUNT YOUR BLESSINGS
SUBZERO/NECROPOLIS:CITY OF THE DAMNED
DOWNSET/DOWNSET
ひっさびさにハードコア聴いてえらい懐かしい気分になった。ハードコア聴いてセンチな気分になるのは違和感あるけど。改めて聴くとDOWNSETってRAGE AGAINST THE MACHINEによく似てる。違いはボーカルがZACKかZACKじゃないかってことだけじゃないか?いかにZack De La Rochaが偉大か思い知った。でもDOWNSETも充分かっこいい。もう12年も前のアルバムなんだなあ。その他、SUBZEROもFREDDYも元気そうでなによりだった。なんかゴン中山とかカズが頑張ってるようなもんかな?
UNIONでCDを物色中に店内でクロマニヨンズが流れた。3曲ともハイロウズよりもブルーハーツに近い曲だ。20日が楽しみだわ。あらゆる仕事を投げ出して駆けつける所存です。

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思ったこと

さわるんじゃねえよ

先月髪を短くした。もともとそんなに長くなかったんだけど、けっこう短くしたので、思ったより多くの人から反応があった。
奥さんをはじめとして、おおむね否定的な意見が多く
「お、髪切ったんだ。・・でも、短いのも良いんじゃない。」
みたいな感じ。
「・・でも」ってなんでしょうか?「切ったんだ」のあとに「でも」は文脈としておかしいですよね。間に「似合ってないけど」とかそういう言葉が隠れてるんじゃないかと勘ぐってしまいます。
そんな向かい風を受けたからといって、いきなり短髪をやめるのも男としてどうかと思うので、今日はさらに短くしてみた。
バサバサ切られていく様を鏡ごしに見ながら、内心ちょっとやりすぎたかもとビクビクしてると、美容師さんがこう言った。
「あれ、この髪型芸人の誰かに似てますよね。」
え?だれだれ?つーか芸人かよ。その時点でネガティブだけどもちょっと気になる。
「んー、顔は分かってるんだけど、名前が出てこない。すいません多分思い出せません。」
なんだよ誰だよー、ますます気になったけど、まあいいか。
で、散髪が終了して支払いを済ませようとしたら
「思い出した!!アンタッチャブル!」
・・・マジですか。とりあえず、アンタッチャブルってコンビだけど、この髪型からして山崎のほうだよね。瞬間、んなわけねーだろと思ったけど、冷静になって考えると確かに似てる。残念だけど認めよう。でもそうしたのはアンタでしょ。自分の仕事ぶりに対して、アンタッチャブルはないっしょ。もう美容師さんにしてみれば、陶芸家が失敗作の器をたたき壊す時の心境だったんだろうな。でもね、失敗作の器も失敗したくて失敗してるわけじゃないからやさしくしようよ。いきなり支払い直後に叩き割るのはどうかと思うよ。
散髪後、大学時代の友達とフットサルをすることになっていたので、何を言われるかと不安だったけど、久々に会う人も多く、とりあえず全員無反応でクリア。一般的にはどうってことない髪型ってことだ。別に髪型が似てるってだけで、顔も体型も断固として似てないし。
でもあともう少しで奥さんが外出から帰ってくる。多分奥さんはアンタッチャブルな僕を決して受け入れないだろう。