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昔飼っていたピラニアのエサの変遷

高校3年の時に荻窪の四面道の熱帯魚屋でピラニアナッテリーを4匹買った。確か1匹300円くらいだったと思う。
買ったときは体長4センチくらいでちっこくて可愛かった。
最初はピラニアの口が小さすぎて金魚のエサ(直径2ミリくらい?)ですら食べられなかったので、イトミミズを固めたようなカメのエサをちぎってあげてた。
そのうちあっという間に大きくなって、金魚のエサが食べられるくらいになったんだけど、すぐに飽きて食べなくなっちゃって、トリのささみをエサにするようになった。
そのトリのささみも1ヶ月くらいで食べなくなって、最終的には生きたドジョウにたどり着いた。
近所のスーパーで柳川鍋用のドジョウを売っててそこでいっぱいドジョウ買ってきて、ピラニアの水槽の横にドジョウ用の水槽用意してね。
毎日アミですくってピラニアの水槽にドボンするの。
ピラニアナッテリーって実はすごく臆病でちょっと水槽叩いただけで隅っこにさっと隠れちゃう。だから凶暴な魚を期待してた俺はなんか拍子抜けで物足りなさを感じてたんだけども、初めてドジョウを水槽に入れた時は奴らが見せた本性に興奮したね。
ものの5秒くらいで完食。しっぽからガブっといって自分と同じくらいの大きさのドジョウをあっという間に丸呑み。
じゃんじゃんドジョウを投下していくとそのうち腹一杯になって食べなくなるんだけど、エサに思えなくなると敵に思えるらしく食べる気はなくてもとりあえず殺しにかかる。すげえ迫力だった。
その頃体長は15センチ弱になってたと思うけど、60センチ水槽じゃ小さかったらしくてね。ある日学校から帰ってきたら4匹のうち1匹の下半身が仲間に食われて無くなってました。
凶暴な魚とはいえ僕は一応ペットとして可愛がってたわけで、そのペット同士が共食いしたのはショッキングだった。デカイ水槽買ってあげれば良かったって後悔しつつ、
残った3匹に
「毎日ドジョウあげてるだろおお」
って悲しく語りかけたのを覚えてます。
その後残った3匹は半年くらい生きてたけど、細菌みたいなのにやられてアゴが溶けたような感じになって一気に3匹とも天国へ召されてしまった。仲間を食っちゃったわけだから無事天国に行けたかどうかしらんが。

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