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本の感想

四十九日のレシピ

伊吹有喜著「四十九日のレシピ」の感想

読み終わったときは、とても感動してました。
あー良い本だったな。ブログにどんな感想書こうかなと。
で、いざどこが良かったかと改めて考えてみると、もしかしてちょっとありがちな展開だったんじゃないかなって冷めてしまいました・・。
鉄道員の雰囲気というか手法に似てる部分もあるし、
誠実な人は最終的にはある程度報われて、それでいてちょっと嫌な人もこちらに罪悪感が残らない程度のところに落ち着く。
そう考えると、メッセージ性はちょっと少なかったのかな。
一つひねり出すとすれば、死してもなお人に影響を与えられるって凄いなということ。
ただ、乙美さんの場合は夫にも義理の娘にも生前に優しくしてもらえなかったようで、
その辺は悲しすぎるかな・・。

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