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思ったこと

さわるんじゃねえよ

先月髪を短くした。もともとそんなに長くなかったんだけど、けっこう短くしたので、思ったより多くの人から反応があった。
奥さんをはじめとして、おおむね否定的な意見が多く
「お、髪切ったんだ。・・でも、短いのも良いんじゃない。」
みたいな感じ。
「・・でも」ってなんでしょうか?「切ったんだ」のあとに「でも」は文脈としておかしいですよね。間に「似合ってないけど」とかそういう言葉が隠れてるんじゃないかと勘ぐってしまいます。
そんな向かい風を受けたからといって、いきなり短髪をやめるのも男としてどうかと思うので、今日はさらに短くしてみた。
バサバサ切られていく様を鏡ごしに見ながら、内心ちょっとやりすぎたかもとビクビクしてると、美容師さんがこう言った。
「あれ、この髪型芸人の誰かに似てますよね。」
え?だれだれ?つーか芸人かよ。その時点でネガティブだけどもちょっと気になる。
「んー、顔は分かってるんだけど、名前が出てこない。すいません多分思い出せません。」
なんだよ誰だよー、ますます気になったけど、まあいいか。
で、散髪が終了して支払いを済ませようとしたら
「思い出した!!アンタッチャブル!」
・・・マジですか。とりあえず、アンタッチャブルってコンビだけど、この髪型からして山崎のほうだよね。瞬間、んなわけねーだろと思ったけど、冷静になって考えると確かに似てる。残念だけど認めよう。でもそうしたのはアンタでしょ。自分の仕事ぶりに対して、アンタッチャブルはないっしょ。もう美容師さんにしてみれば、陶芸家が失敗作の器をたたき壊す時の心境だったんだろうな。でもね、失敗作の器も失敗したくて失敗してるわけじゃないからやさしくしようよ。いきなり支払い直後に叩き割るのはどうかと思うよ。
散髪後、大学時代の友達とフットサルをすることになっていたので、何を言われるかと不安だったけど、久々に会う人も多く、とりあえず全員無反応でクリア。一般的にはどうってことない髪型ってことだ。別に髪型が似てるってだけで、顔も体型も断固として似てないし。
でもあともう少しで奥さんが外出から帰ってくる。多分奥さんはアンタッチャブルな僕を決して受け入れないだろう。

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思ったこと

道行く人の格言

通りすがりの人の会話が断片的に聞こえてきて、ちょっと気になることがある。前後の脈絡が分からないから、とんでもなくとんちんかんに聞こえたりして。今日はそんな会話がよく耳に飛び込んできたのでここに記す。
格言1
「夏と言えば焼き鳥だろ」
場所:会社のビルのエレベーターにて
発言者と聞き手:30代後半のサラリーマン男性が同僚らしき人に向かって言い放った格言。
とっさに「いや、全然そう思わねえ」ってつっこみたくなった。そもそも焼き鳥に季節性なんかあるのか?あるとすれば冬じゃないのか。夏といえば海とかスイカとかならわかるけども・・・。単に焼き鳥好きの人なのか養鶏協会会員なのか知らんけど、半年後には「冬と言えば焼き鳥だろ」って言ってるはず。
格言2
「若干引いてんじゃねーよ!バシッ(ビンタ)」
場所:東西線飯田橋駅改札にて
発言者と聞き手:20歳前後の女性が同世代の彼氏らしき人に向かって言い放った格言。
白昼堂々と痴話ゲンカでビンタをかますだけでも衝撃的なのに、そのキレ方が微妙で僕の心にひっかかった。ビンタってことは相当怒ってるわけだけども、怒りの対象がよく飲み込めない。普通こういうシチュエーションだとビンタの前にくるセリフは
「開き直ってんじゃねーよ!バシッ(ビンタ)」とか
「なんとか言えよ!バシッ(ビンタ)」だと思うけど、この女性は彼氏が若干引いたことにキレてる。ドン引きだったわけじゃなくてちょっと引いただけでもNGだった。つまり彼氏には少しの躊躇も許されない状況だったわけだ。即座に全面肯定しなきゃいけなかった彼女の問いかけって何だろう。真っ先に思い浮かぶのは
「出来ちゃった。私、産みたい」
だけども、真っ昼間の地下鉄の改札でこんな爆弾を投下するだろうか?いずれにしろ即座に全面肯定しないとビンタされるような話を立ち話で済ませちゃう彼女に問題がある気がした。
格言3
「今日は比較的涼しいですね」
場所:銀座線車両内にて
発言者と聞き手:60歳前後の有閑マダムが同類のマダムに向かって言い放った格言。
おそらくその瞬間、電車内の人達全員が耳を疑ったはず。一体何と比較して涼しいんだ?赤道直下のアフリカかい?相対的だろうが絶対的だろうが、今日ははっきりと暑いです。猛暑。 それとも1度刻みで気温を感じることが出来て、昨日は33度だったのに今日は32度だから涼しいとか、そういうことをおっしゃてるんでしょうか。
残念だったのは、この発言直後に下車してしまったため、聞き手のマダムの反応を見れなかったことだ。はっきりと全否定してくれただろうか。多分オバサマ達の世界は村社会だから、こういうとんでもマダムの強権発言には逆らえないんだろうな。
「そうですねえ、私も上着を持ってこようかどうか悩んだんですよ」とかなんとか。
人の数だけドラマがあるけれども、たった一言で僕の心をグッと掴んだこの人達は、お近づきになれたら僕の生活に新鮮な刺激を与えてくれそうだ。刺激が強すぎて反発必至だけども。

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思ったこと

断固反対

電車の車内広告を見た人も多いと思うけど、WILLCOMのW-ZERO3[es]の広告はかなり挑戦的というか挑発的というか、ぶっちゃけむかつくというか。
宣伝になっちゃうと不本意だけど、このケータイは機能的にはエクセルとかパワーポイントのファイルを扱えて、ブラウザはInternet Explorer MobileやOpera Mobileを装備。パソコンと同じキーボード装備していて、ビジネスマンのみなさんお見逃しなくって商品らしい。
で、上記の商品を売り込む為に考えられたキャッチコピーは
「働。」。
・・・すでに生理的に受けつけないキャッチだけども、まあこれはまだいい。好むと好まざるとにかかわらず俺たちゃ働かなきゃならん。で、その「働。」に続くコピーの要点は
・癒しはブームだ。そんなもんすぐ終わる。
・働かない人が偉い国なんて嫌だ。
・眠るのは死んでからにしろ。ガンガン働け。
1コ目と2コ目はともかく(僕は納得できんけど)、眠るのは死んでからにしろって何?
極めつけにメインの写真は、このesの商品の周りに3、4匹の蟻が群がってる。
この携帯を使って働き蟻のように死ぬまで働けと言われて誰が買うのか??
こういう便利(かもしれない)なツールって仕事を効率的にさっさと終わらせて、余暇の時間を増やしてくれるもんじゃないのか?「このesでちゃっちゃと仕事終わらせて遊ぼう!」ってアプローチしてくれれば共感できるのに。
なんか一時期ほんわか路線だったリゲインの広告も、最近はまた24時間働けますか?みたいな雰囲気になってきてるし、このままだと日本人はバブルの轍を踏むんじゃないか?
もっと便利に、もっと早く、もっと金を、って貪欲になり過ぎると結局貧しくなるぞ。ヒロトじゃないけど、金があったら裕福ってわけじゃないし、金がなけりゃ貧乏ってわけでもないぞ。
だいたい「働。」の「。」ってなんだ。モーニング娘。かよ。ともかく、死ぬまで眠るのを我慢して働くのはおいらは嫌じゃ。だから寝るわ。おやすみなさい。

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サッカー 思ったこと

つれづれとA3

今日は原宿の歯医者に定期検診に行った後、奥さんが麦わら帽子を買いたいというので、そのまま原宿をプラプラした。
帽子を探しながら僕もちょこちょこ店を見て回っていると、特に欲しいものはなかったはずのに、靴下、Tシャツ、カバン、ルコックのジャージを衝動飼いしちまった。3万くらい使ったんじゃないか。まあ最近買い物したなかったからこれぐらい良いだろう。それよりも結局奥さんの麦わら帽子が見つからなかったのが、ちょっと気が引けた。ワリーね、僕ばっかり。
中野に住んでいながらあんまり原宿には来ないので、せっかく来たんだしってことで、キルフェボンでタルトを食べた。40〜50分待ちだと言われたけど、久しぶりにどうしてもキルフェボンのタルトが食いたかったから、待ったさ。ラーメン屋の行列に並ぶのは信じられないけど、タルトだったら我慢できる。
二人でオレンジタルト、桃のタルト、フルーツタルトを食べたけど、ほんとうまいなーここのタルト。待ったかいアリ。1ピース500円〜800円くらいと高めの設定だけどそんくらいの価値はあるわ。
買い物も食い物も満足で、今日の最終イベントA3チャンピオンズカップを国立に見に行った。現代(韓国)VSガンバと大連(中国)VSジェフという、まことにもってどうでも良い2試合だけども、会社でチケットをもらったので、とりあえず観戦。

こういう地味ーな試合も喜び勇んで見に行って、サッカーフリークであることをアピールするからこそ、ワールドカップで1週間有休もらえたり、時には日本代表とかの重要なチケットももらえたりするわけです。まあそんな打算だけじゃなくて、純粋にちょっと見たい気持ちもあったけどね。奥さんはもちろん無関心。すんません。
国立に着くと既に試合は始まってたけど、全く慌てることなく席に。それよりもショックだったのは、イ・チョンスがベンチだったこと。はっきり言ってこの大会の目玉ってイ・チョンスくらいじゃないか? 試合は序盤はガンバが右サイドからの攻撃でリズムを作るもなかなか崩せない。徐々に現代のカウンターがハマり出す。現代は攻める数は少ないけど、4回攻めたら3回は決定機っていう感じだ。多分現代が強いって言うより、ガンバのディフェンスがやばい。ディフェンスラインが深い。宮本ライン下げ過ぎだ。今になって中田ヒデが怒ってたわけが分かった気がする。
で、現代の豪快なミドルシュートが決まって1−0。でもこの時点ではまだガンバが勝つんじゃないかと思ってた。ところがだんだんガンバはシュートも打てなくなり、現代に2点目を許すと完全にジ・エンド。
2−0になっていよいよイ・チョンスの出番はなくなったなーって思ってると、何故か後半スタートからイ・チョンス登場。金髪を黒髪に戻してたけど、金色のスパイクが目立って見つけ易かった。ああいうアピールって良いな。スター選手はスパイクの色を目立たせてほしい。今日はガンバの10番二川も赤のスパイクで目立ってたけど、10番スパイク対決は完全にイ・チョンスの勝利。後半45分だけの出場でハットトリック&1アシスト。3点目なんてDFに囲まれながらも華麗に抜きさって、スタジアム中から拍手が起こってた。ちなみに抜かれたのは日本代表キャプテン宮本氏。このままじゃやばいぞ宮本。元日本代表になっちまうぞ。
結局試合は6−0でガンバ完敗。日本のチームが韓国のチームにボロ負けしたんだからもう少し悔しいかと思ったけど、全然そんなことないね。むしろイ・チョンスの華麗なプレーが見られて楽しかった。ガンバサポーターのブーイングも極めて他人事だ。これをきっかけにリーグ戦でも調子を落としてくれることを切に願う。
2試合目のジェフの試合だけども、巻、佐藤勇人、羽生がベンチスタート。この時点でほとんど見る気が失せた。内容もジェフにしてはロングボールが多くて大雑把な試合だったので、大連が1点先制した時点で国立を出た。それにしてもジェフのサポーター増えたね。ナビスコ優勝したりオシムや巻で話題になったからかな?
ちなみにその後は巻が出場して2−2で引き分けたらしい。ああそうですか。

摩天楼スタジアム
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思ったこと

どっちか倒れるまで延長すれば良いんじゃないかと。

今日の亀田興毅の世界タイトルマッチだけども、仕事が終わって急いで家に帰ってテレビをつけたら、もう11ラウンド。
まあ、試合が終わってなかっただけマシかと思って残りの2ラウンドを見はじめたけど、どうにも亀田は押されてるようだ。しかも、1ラウンドにはダウンを喫してしまったらしい。
こりゃ負けたか?と思い判定を待っていると解説の畑山氏も「よく闘った。これをバネにまた頑張れば良い」みたいな、既に敗北したかのようなコメント。
そうか、まあしょうがないか。
って思ってたら、驚きの亀田勝利の判定。え、そうなの?まあ10ラウンドまで見てないから結構中盤は善戦してたのかね?でもなんだか解説陣も絶句してるぞ・・などとモヤモヤしてたけど、亀田親子の号泣を見てたらもらい泣きしちゃった。なんつっても亀田の
「親父のボクシングが世界に通用することを証明できてよかった」
にはやられた。
選手経験がない親父とのコンビで周りの雑音もうるさかっただろうけど、結果を出せて嬉しかったんだろうな。サッカーとかのチームスポーツと違ってボクシングは孤独な戦いだと思ってたけど、こういう意味ではチームスポーツだな。インタビューだけで感動できた。
・・・でも、どうやらモレノばりのあやしい判定だったみたいね。再戦してKOするしかないね。

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思ったこと

フェアリーキャンディ

最近我が家では友達からもらったLUSHのボディシャンプーを使ってる。これがまたすんごく甘ーーい香りのボディシャンプーでその名も
「フェアリーキャンディ」
ド派手なピンク色でかき氷のシロップみたいな香り。どうやらラメ入りのようだけど、まだラメはビンの底に沈殿しているようでお目にかかってない。
とにかく強烈なのはその香りだ。シャワーでどんだけ流しても香りが漂ってくる。
なので最近の僕は甘ったるくておいしそうなにおいが漂ってるんよ。昨日は公園のベンチに座ってたら、アリがたくさん僕の周りに群がってきました。まあウソですが。

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思ったこと

Tiger!

こないだWEBを制作している会社のお客さんと話していて、マッキントッシュのIEは超少数派だから、制作したサイトの検証はMAC+IEではしないって話を聞いた。 そういえば、友達がブログで紹介していたロナウジーニョのスーパープレイの動画も見れなかった。
ウイルスの心配がないのはいいけど、あまりにもネット界の蚊帳の外に置かれてる感じがいい加減嫌になったので、今日Tiger買っちゃった!なんか久々のデジタルショッピングだわ。ついでに外付けHDも買った後に、勢いで任天堂DSも買おうと思ったけど、売り切れだったのでそっちは断念。
いやー快適だわあ。Tiger。つーかSafari。グーグルマップっつーの?あの地球の衛星写真が見れるやつ。ようやく今更はまってます。嬉すぃ。

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思ったこと 本の感想

うらないに負けるな

本当は1日と2日はお休みできるはずだったんだけど、28日にクレームが発生したので出勤に。
金曜日に至急事故内容の報告書を出すようにとの指示が下ったので、他の案件の顛末書をひな形にして、報告書を作成開始。
ふと気付くとベースにした顛末書の日付けが去年の4月25日・・・。そう言えば去年もゴールデンウィーク直前にクレームでバタバタしてたなあ。何故か大型連休前にクレームが多い。現場も僕も気が抜けやすいんだろうか?
そんで、今日は事故処理二日目だったわけなんだけども、朝起きてテレビをつけると、今日の占いをやってた。見ちゃいけないと思いつつもチャンネルを変える間もなく1位が発表されて、1位は魚座。奥さんの星座ですわ。とりあえずめでたい。でもなぜか魚座が調子良いと大抵僕の獅子座は凹むことが多く、案の定今日も一番最後に紹介されてしまった。つまりビリね。
しかも
「仕事でトラブル続き。こまめに対応しないととんでもないことに。」
なんて内容。僕がクレーム対応に追われてるの知ってるんじゃないのか?追い撃ちをかけるようにラッキーアイテムは
「たけのこスープ」
・・・無理。今朝の朝食はベーコンとホウレン草が入ってるパンとヨーグルト。昼飯もたけのこスープを飲むチャンスは皆無だ。なんか、金運とか恋愛運とかが悪いっていうなら全然気にならないけど、クレーム対応してる時に「仕事でトラブル続き」っていうのはホント勘弁してほしい
でもね、こまめな対応に気を配って、必死に対応したおかげでなんとか今日は乗り切れましたよ。ハイ。占いのおかげかもな。

まあクレームに追われているとはいえ、電車で移動しているときはジタバタしてもしょうがないので、本を読んでます。ということでクレーム処理中の南北線で池波正太郎の「信長と秀吉と家康」を読み終わった。日本史で一番人気のある3人が生きた時代を分かりやすく書いた本。16世紀というのは世界的に見ても近代に突入する重要な時代らしいんだけど、実は芸術活動も盛んだったみたい。安土・桃山時代=ルネッサンスとも言えるか。ちょっと無理あるか。
でも戦乱の時代が過ぎて全国的な権力を持つ人が現れると、その権力者が贅沢することで芸術や文化が発達するってことは間違いないはず。家康はともかく信長や秀吉は新しいもの、珍しいものを好んで贅沢をしたらしい。イタリアだと権力を持っていたのはメディチ家みたいなお金持ちとかローマ教皇(キリスト教)なわけで、こういう人達の無駄遣いや贅沢が結果的には芸術家を育てたわけだ。ナチスの非人道的人体実験が医学の発展に寄与したようなもんだ。

ところで、この本はかなり分かり易く書かれていて、スラスラ読めたんだけど、解説を読んでびっくりした。 なんと年少の読者向けに書かれた本だそうな。そりゃ読み易いわけだ。おいら30才だもんな。年少が何才をさしているのか知らんけども、僕よりは年下だろうなあ。途中で「五大老」とか「武家諸法度」とか記憶の片隅で眠ってたワードが飛び出してきて、30才のおじさんは童心に帰ることができました。

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思ったこと

蔡菜食堂

さっき中野南口のTSUTAYAの側の蔡菜食堂っていう上海料理屋で晩飯を食べた。中国人の夫婦が経営してる家庭的なお店。で、レタスとチャーシューの炒飯と春巻を頼んだら春巻が完売だったので、焼き餃子にスイッチ。
するとおばちゃんが
「焼き餃子よりもチャーシューマンのほうが美味しいよ」
って言うので、揚げ物を食べたかったんだけど、素直にオススメをいただくことに。
しばらく待っているとつけあわせのザーサイが運ばれてきた。申し訳ないことに僕は漬け物とかクレソンみたいなつけあわせってあんまり食べないので手をつけないでいると、おばちゃんが泣き出しそうな顔で
「ザーサイ嫌い?」
なんていうもんだから罪悪感に苛まれて
「あ、いや、普段はあんまり食べないんですけど、いや食べますよ。ハイ」
なんてワケわかんないこと口走ってしまった。
なんかこういうふうに書くと、やたら押し付けがましいオババを想像しちゃうと思うけど、全然そうじゃなくてすごく優しい感じなのね。で、炒飯が運ばれてくると厨房からおやじさんが、
「青ザーサイと炒飯は友達ね。」
って援護射撃してきたから、もう撃たれたフリしてザーサイも食べた。
店内には僕の他に3人客がいたんだけど、なんだかみんな店の夫婦と仲が良いの。「お母さんによろしくねー」とか「次は出張からいつ帰って来るの?」とか。みんな多分常連なんだろうな、って思ってたらなんと僕も
「ウチ来るの2回目でしょ?前は奥さんと来た?」
なんて言われちゃいました。確かに2回目。前は奥さんと来ました。でも半年くらい前っすよ。ホントに覚えてたのか、ヤマ勘で適当にカマしてきたのかわかんないけど、ちょっと嬉しかった。
その後チャーシューマンが運ばれてきた頃には、店の客は俺一人になっておばちゃんとおじちゃんと3人でしゃべりながら食事。何故か注文していない鳥肉とトマトのスープが出てきたんだけど、これがまた絶品。スゲー旨い。中華料理っていうよりヨーロッパな味だ。あんまり旨いもんだから、おやじさんをベタ誉めして、これは炒飯かチャーシュマンのおまけなの?って聞いてみた。すると
「スープなしじゃ可哀想だから、サービスで作ったんだよ」
なんて言ってくれるじゃないですか。・・泣くかと思った。そんなに気に入ってくれたんなら、次来た時もサービスするから声かけてくれって言ってくれた。メニューにないスープだそうな。
帰り際には「奥さんによろしくー!」って声かけてくた・・・。あああ、なんかこの想いがうまく書けない!!とにかくその夫婦のアットホームな雰囲気とおもてなしに感動しました!

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パない

やっと1週間のりきった。「やっと」と言うのは、またしても風邪をひいちゃったからだ。この10年くらいで2、3回しか風邪をひいてなかったのに、今年の冬は3回もくらった。先週の土曜の花見で長時間外にいたせいか?・・・30歳になったとたん体が弱くなったか?なんて卑下してた。
でも実際のところ、おっさんになってました。
よくテレビの情報番組で若者の間で流行ってる言葉を紹介しますわな。「ありえない」とか「ヤバイ」とか「ビミョー」とか・・・。これまではそういう番組をみても、何をいまさら・・・って思ってたんだけど、おとといの朝の番組では
「パない」
なる言葉をフィーチャーしてました。
・・・おぢさんは全然知りませんでした。
渋谷では90%の人が知ってるそうです。
おぢさんは体力も無くなって、若者言葉からも置いてかれました。いよいよダジャレを覚えて総務の女の子とかにうざがられるしない。
一応書いとくと、「パない」は「ハンパない」のことね。既に「ハンパない」の時点で若者言葉のような気がするんですけど、おぢさんは。