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TVの感想

24TWENTY FOUR シーズン4

夜中にシーズン5が放送されてますが、僕はシーズン4をようやく見終わりました。敵がめまぐるしく入れ替わった前作と違って今回は敵が比較的固定されてる。
いつもそうかもしれないけど、今回強く感じたのは
「赤の他人の大勢の命」

「とっても大切な一人の命」
どっちをとるかってこと。
ジャック・バウワーは何千万人の命を救う為に大切な人の命を犠牲にすることをためらわない。テレビで客観的に見てる分には
「なんて冷たい人なんだ」
って思っちゃうけど、大きな視点で見ればジャックが正しいよねえ。
これまでもテロを阻止する為に上司を撃ち殺してもひたすら前に突き進んできたジャックだけど、今回は愛する人が出来たせいかはたまたCTUから離れていたせいか、やや動揺を見せる。
ジャックの口から
「大丈夫じゃない!(字幕では「つらすぎる」)」
ってセリフが飛び出した時はホントに驚いた。
トニーはジャックと違って「大切な一人の命」を優先する人。今回もジャックとトニーの人生の展開の対比が興味深い。
大切な人の命を犠牲にして何百万人の命を救うのは人として正しいのだろうか?ジャックだったら、自分が死ぬことでアメリカが救われるんだったら喜んで自殺すると思う。でもそれはどうなんだろう。
人として生まれたからには、誰かの役に立ちたいし社会にも貢献したい。だけどもそれは、自分の幸せが前提だと思う。
自分の幸せが壊れない範囲で他人や社会に貢献すれば良いんじゃないかなあ。
そこんとこジャックはやり過ぎでしょ。
でもね。最高にカッコいいです。前作のラストシーンの涙と今回の「大丈夫じゃない!」のセリフでより一層好きになりました。
とはいえトニー・アルメイダが一番スキだけど。
そういえばTWENTY FOURイチのトラブルメーカーのキムは今回出演無し。出たら出たで邪魔くさいけど、いないとやっぱり寂しいね。

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